おはようございます。
あまりうれしくて朝から更新しました。
昨夜もナナカマドと戯れて、アルカリ液(木灰液)で抽出し、媒染も同じアルカリ液で染めたところ、見事に赤みかかった茶色に染まってくれました。感動です。
満足しました。
おはようございます。
あまりうれしくて朝から更新しました。
昨夜もナナカマドと戯れて、アルカリ液(木灰液)で抽出し、媒染も同じアルカリ液で染めたところ、見事に赤みかかった茶色に染まってくれました。感動です。
満足しました。
この頃、夜な夜な染めをしています。
前から「ナナカマド(鹿角市の木)」で染めたいと思っていました。
ナナカマドの実を使った染めはよく聞きますが、枝葉は無理かな!と思っていましたが、やさしい色にそまりました。
・まず、鍋いっぱいの枝葉を細かく切り、少なめの水を入れ、煮立ってから20分。
・2回繰り返して染液を作る。
・染液を80度位に温める。
・地入れしたミニストールを入れ30分位静かに繰る。
・酢酸アルミの媒染液に軽く水洗いしてから入れる。
・媒染を20分位。
・この行程を2回繰り返し、最後は染液に15分入れ、良く水洗いして陰干しする。
媒染液で終了の場合は少し明るい山吹色。染色で終了の場合は少し渋いベージュになりました。
写真ではピンクぽく見えますが、ベージュに近い色です。
日曜日、工房の当番でしたので、関善賑わい屋敷で染めをしました。
日曜日なのに観光客は一人も来ず、また、会の方も誰も来ない一日でした。
静かというか、さみしいというか…
本日の染はいろいろです。
ますは紫根でストールを染める準備。紫根をお湯に浸けている間に、前にヨモギで染めていたミニストールに葦で色を重ねました。
ヨモギだけですと渋い黄緑色ですが、葦を重ねることで少し明るい黄緑になります。
葦だけのミニストールと欲張って染めてみました。
それぞれ淡い自然の色を出してくれました。
左から葦、 紫根、ヨモギと葦、3回色を重ねた紫根染めで~す。
紫根染タペストリーついに完成しました。
なかなか思い通りの色が出ず、大変でしたがここらでと…妥協。
ついに完成にすることにしました。
お披露目で~す
写真がなかなかうまく撮れず苦労しました。
しばらくぶりで更新します。何かと気忙しく過ごした1月でした。ちょっと自己嫌悪に陥って…。年と共に成長しない自分にジレンマです。
誰か慰めてください。 なんて還暦を目の前にした大人が言うことではないですね。
気持ちを入れなおして、先日いただいた鹿角地方で栽培した紫根を使って3回染めと6回染めの違いを実験君をしてみました。
・紫根(半渇きの根を冷凍したもの) … 120g
・椿灰(二番液) … 450cc
・何日か前に紫根で3回染めていたミニストールと新しい布(どちらも絹) … 60g
【染液の抽出】
・根を10分位お湯につける。
・紫根を厚手のナイロンの袋に入れ石の上で木槌でつぶす。⇒ さらしの袋に入れる。
・40~50℃のお湯1.5リットルのなかで揉んで色素を絞り出す。
・この工程を3度繰り返し、4.5リットルの洗液を作る。
【地入れ】 3リットルのお湯(40℃くらい)でよく繰る。⇒20分位
【染 色】 地入れした布を絞らず45℃くらいに温めた染浴の中に入れる⇒40分間よく繰る。ここが一番の勝負どころ
【媒 染】 4.5リットルのお湯に椿灰汁を150cc加える⇒ よくかき混ぜ、洗液の布をお湯で軽く洗い媒染浴に入れる。
⇒ 20分よく繰る。
・上記の工程を3回繰り返す。(その都度洗液は750cc、媒染液は150ccを加える)
2度目の染色の布は媒染で終了。一度目の染色の布は洗色で終了する。(もう一度染めるため)
良く水で流し洗いする。
・2枚とも絞らず乾かす。今日の染めはこれで終了です。まあまあの色です。