先日、花輪町の草木染め研修会の皆さんが育てた紫根を収穫に行き、紫根を分けてもらいまいした。早速、染め開始です。
・絹のショートストール 40g
・紫根(乾燥していないもの) 120g
・椿灰上澄み液(媒染液) 300cc
※ 布はお湯で繰りそのまま漬けておきます。
☆1 紫根は収穫して2日目です。柔らかいので2~3分水につけて厚手のビニール袋に入れて、上で木槌で潰しました。結構、簡単に潰れ、臼がなくても大丈夫でした。
☆2 サラシの袋に入れ、40℃のお湯1.5リットルで揉み出します。
☆3 またビニール袋にいれ木槌で潰します。
☆4 新しい40℃のお湯1.5リットルで揉み出します。
☆3、4をもう一度繰り返して4.5リットルの染め液を作ります。
いよいよ染に入ります。
◎1 3リットルの染液を40℃に温め、40分間休まず繰ります。(頑張りました。)
◎2 媒染浴は4.5リットルのお湯(40℃)に100ccの灰汁を入れよくかき混ぜ作ります。
◎3 布を絞らずに軽くお湯で洗い、媒染浴に漬けます。20分間繰ります。
上の写真は1回目の媒染です。
★1 2回目の染液に入れる時、残りの染液の半分を加え、40℃に温め、布を軽くお湯で洗い、入れて40分間繰ります。
★2 次に媒染液を100cc加えた媒染浴に漬けます。
2回目の媒染です。
★1を繰り返し媒染をしないで良く水洗いします。
最後に媒染液に入れないのはもう1度新しい紫根でこの行程を繰り返すためです。
とても素敵な色に仕上がりました。 もう1度繰り返して古代紫に近づけたいです。
以上 作山先生のご指導で研修をしたおかげです。作山さんありがとうございます
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