今、日本中が一大事の状態に陥っている。
そんな中で、本当に大事なのは株価でもなく、各自の趣味の会でもなく、命に係わる一大事の時。
さて、われらが弓道の大会、講習会、審査などの目白押しの行事は、中止されていく。これは当然のことで、何人以下なら大丈夫などというものではなく、とにかく終結の目途がつくまではじっとしていたいというのがみんなの気持ちである。
弓道も、はたから見たら不要不急のことなのである。ライブハウスの方たちと変わらない集まりなのだ。楽しい時を過ごそうとする気持ちは同じ。趣味が音楽か弓を引くことなのかというだけで、そこに高尚な理屈をつけてもダメなのである。
生きるための仕事、衣食住に係わる仕事、インフラに係わる仕事以外は、後回しになることはやむを得ない。
早速、決断を迫られる講習会などがある。
4月の加賀温泉郷マラソンも中止になった。
人が今、本当に大事なものは何かを考える時が来ている。
そして、ここでトップの資質が問われるのである。
誰も予測できないことなので、大丈夫というのか、少し慎重になるのか、正解は分からないとなると、本当に大事なことは何かを考える。
すると、決断は早い。ここは辛抱して、みんなの命を守ろう。日々、医療に従事している方々の負担を減らすためにも、各自が感染しないよう努力をしなくてはならない。
目先の、楽しみや利益を追いかけてどうするのだろう。
「尽くして求めず」の弓道精神があるのなら、今みんなですべての活動を停止して地域や家族のもとで自粛をする方向にいくのではないだろうか。
会議もメールでできる世の中になったし、必要な事務仕事も会わずに済ませることが出来る。
もちろん、人と人が会うことが一番良いことなのだが、その日を笑顔で迎えるために今はみんなで我慢の時と思う。
元気に一堂に会することができるよう祈るばかりである。
以前からまこさんのブログを覗かせてもらっています。
私も弓を引いております。まだまだ初心者ですが、道場の維持管理について、悩んでいるところでした。
尽くして求めず。素敵な言葉だな。と、思いました。
この言葉を胸に道場に向かいたいと思います。
ありがとうございました。
こちらこそ、覗いてくださってありがとうございます。
なかなか口では簡単に言えますが、尽くして求めないということは、難しいことでもありますね。
それで、修行が続くのかもしれません。
仲間がいると、互いに自分の出来ることをやっていけば、良い力がわくと思います。
焦らず少しずつ身に着けたいです。