娘家族と、「手塚屋」へ行った。加賀市の指折りの焼肉店である。
とはいえ、加賀市の焼肉店を数えたら両手に収まりそうで、すべて指折りか?
孫たちは大盛りのご飯と共に食す。
焼肉店へは友達と行くことはない。
おしゃべりが楽しい者同士、肉を焦がすこと必至である。
しかし、何年ぶりか。旨すぎる。
肉の合間に、孫たちが核を持つか持たないかの話になり、中高生もちゃんと考えているのだなと思った。
ロシアはプーチンがいなくなっても、第2のプーチンが出てくるんだよ。
キムチの盛り合わせが出てきたら、話は変わって宇宙人がいるかいないかの話で、これまた想像の世界で激論を戦わせ、間に入って「落ち着いて相手の話を聞きましょう」と、言いつつ、誰かわたしにも、この言葉を投げかけて欲しいものだと思う。
孫たちの成長を喜び、楽しい時間はあっという間に終わるものだ。
成長もあっという間で、成長の裏には老化があると気付かないふりをする。
孫たちは、
「ばぁば、会うたびに小さくなってる」
と、言われ続けている。
確かに、縮んでいるかもしれないが。
小学3年生の孫娘だけが、かろうじてまだ私より小さいが、追い越されるのも時間の問題です。
歳だけは、追い越せまい!!
その一方老いていく我が身は、どこかいつも痛くて、治ったと思ったら一回り小さくなっていくみたいで、追い越される日も近いなあと思います。