10年は長い。
いや、歳を取ると10年はあっという間だ。
保育園だった孫は中学生になり、小学生だったお兄ちゃんは高校生になった。
そして、わたしはより上品な婆さんになった。
当たり前だが、いろんなことがあった。
そして、恋人に別れを告げる如く言った。
「10年経ちましたから、もう終わりにできませんか?」
今日、毎年恒例の癌検診。執刀医から代々替わって4人目の先生になった。
10時にCT検査して10時15分には待合室へ。
11時の診察予約が、11時50分。ようやく呼ばれ看護師から
「お待たせしました」と、言われた時には、つい
「お待ちしました」と、言いそうになった。
2時間座りっぱなしはきつい、これでは違う病気になりそうだ。
女医さんだった。婦人科は女性の方がいいかもしれない。
そして、異常なしの診断を下された時に、
「来年の検診は・・」と、言われて
「先生、10年経ちましたからもう終わりに出来ませんか?」
結局、大丈夫でしょうということで、ピリオドを打った。
言い出さなかったら、来年もくることになったのだろうか?
何はともあれ区切りをつけることにしてよかった。
最後に、二度と来ないつもりで、殿と通った先進医学センターの写真を撮った。
あの頃、藁をもつかむ思いで、1回20万、30万の治療を受けたことは、殿にとって希望を最後まで持ってもらったという点では良かったと思うが、今更だが、怪しかったのだ。
金沢大学病院の敷地内に建っているので、てっきり金沢大学が先進医療を行っているかのように思えるが、違っていたのだ。
もう初診を取らないとネットに書いてあった。
院長の名前も記載されていない。
高級ホテルのような受付だった。
診察室も患者一人に一部屋。
NHKで放映されて、すっかりその気になったのだが、ある意味最後に希望を持たせてもらえて、ゆっくり時間を過ごす場所として安心もあった。
今となってはそう言うしかないのだが。
いずれにしろ、もう終わりにしましょう。
わたしたちの関係。。。
やはり祝杯?を挙げねば
秋おろしがでまわり、新米とくれば.....
第七波小さくなれーです
又、行きましょう
幸せの一献したいですね
ありがとう。
その間に山登りも出来たし、完全に健康な日々と思っていますが、身体を気遣う年になってきましたから、無理せず楽しくいこうとおもいます。
いつもありがとう。
しかし、暑いですね。
一献はやはり酒ですね。
まだ生ビールの季節のような日が続きますね。