注文してあったアイゼンが届いた。
ずっとステイホームで、弓道の審査も試合もお預けになっている間、友達と白山の予定に熱中していた。
いつもより少し早い時期に登るので、もしかして雪渓を歩くかもしれないからということで友達に勧められた。安全策はとらなくてはならない。
その頃、弓道の「ビデオ審査」についての会議の出欠がメールで来ていて驚いた。
あいにく、日曜は勤務のシフトが入っているので欠席の返事を出しながら、不安があった。これからどうなるのだろうと。
道場で仲間と稽古中、いい射が出ると「切り取ってビデオにして審査してもらいたいね」と、笑って言う時がある。本番ではなかなか発揮できないがいつもの道場では中りがあったりする。しかし、それは笑い話でしかなかった。
全国レベルの先生や選手のビデオを観ても、その場で同じ空気の中で見たのとは大違いだ。寒い中、蒸し暑い中、風、雨、そこにいるから分かる息遣い。
各自の持っているオーラ。細かい欠点を隠してしまう堂々とした態度や力強さ。的までの矢飛びと瞬間の音。
過日、愛媛県のリモート弓道大会のニュースを観た。これは各道場で弓を引き、中央で的中を報告されたのを集計するというもの。コロナの時だからこその苦肉の策だ。
中高生の弓道部の子供たちの為に、是非ともその苦肉の策を講じなくてはならないのだろうと思う。選抜野球の球児たちが甲子園の土を踏めるだけでも喜びの声があがったように、是非とも初段は取って卒業したいという気持ちはあるだろう。
アイゼンを登山靴に装着してみる。さて、それだけで雪渓を歩くことは万全だと言い切れるだろうか。
TVの百名山の映像を観ただけで山に登った雰囲気にひたれるだろうか。
分かったような気持になって本質を見誤ることはないだろうか。
的中争いのような分かり易い結果ではない。それぞれが真剣に弓を引く中で、映像は欠点を顕著に映し出す。審査眼が問われるだろう。
いつですか?ショックです。
お悔やみ申し上げます。
わたしも5年経ちましたが、初めの2年は車に乗っていても泣ける。夜も泣ける・・という状況で、今は姑とふたりで、わたしは誰と結婚したのだろうと思うことがあります。
無理せずぼちぼち行きましょう。
富士写ケ岳お付き合いしますよ。
鞍掛山ならうちでコーヒーを飲んでゆっくりできますよ。
気が向いたらご連絡をお待ちします。
今はつらいよね・・