5月2日の10時。
加賀温泉駅ホーム。サンダーバードを待つが数人だけしかいない。
指定の10号車の所へ向かうが、無人駅か?というような静けさ。
この温泉駅に新幹線が停まるのだそうだが、私たちが大阪や京都、名古屋へ行きにくくなるだけのような不安がよぎる。
京都の駅を出てすぐ、地下道のポルタダイニングを通り過ぎ、ホテルへ。
今年は駅前のホテルがとれたので、弓や荷物を持っているので大変助かる。
地下道から出たら、いきなりホテルだった。
さて、3日の大会。11時15分からの受付のために早めにと思って10時に着いたがすでに控室はいっぱいで、椅子はたくさん空いているのに、すべて荷物が置かれて、結局座るところがなく、またまた早めに3階の控えに行って待つことにした。
なんとしても2本とも入れたいが、日頃の稽古から考えると半分の1本が妥当なところだ。しかし、いつもの力量が出るとは限らない。
今回はリモートで観ることが出来るので、友達が後で画像を送ってくれた。
静止画像だが、雰囲気が分かるので面白かった。
わたしは、10番目なので最後に残っている。
甲矢は納まりきらず11時へ。
乙矢はズバッと離れがきれた感がして、的に的中した。
ついでに、弦もあがってしまい、何処へ行ったのか矢道も足元にもなかった。少し探したが諦めて退場しようとしたら、控えの真ん中あたりに落ちていた。
次の控えの号令がかかる間際で、進行がそのまま退場するよう促してくれて助かった。
いろんなことが起きるものだ。しかし、乙矢の中りだけでも気持ち良かったので良しとして、石川県の皆中者の応援をする。
コロナ下で観覧もままならなかったので、今年は久しぶりに教士の予選通過者の射を拝見。
残っている人はやっぱりすごいなあと羨望の気持ち。
応援にも力が入る。
な、なんと・・石川県の友安先生が優勝。
素晴らしい。白熱した競射、小的になってからも中て、どんどん選手が絞られていく。
観ているほうも緊張だった。
優勝の瞬間を味わわせてもらって、感激だった。
係の方より、表彰式は矢道へ入って手をたたいてくださいということで、石川の仲間たちと一緒に矢道へ。
良かった。良かった。
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