杉田小学校横の路地裏にオープンしたスパイスカレー「カンパネラ」。今日も前回に続き国道16号線側から向かいます。
路地を入っていくと右側にスナックや酒場が見えてきます。
さらに2軒ありますね。このラインには4軒ほど並んでいるようです。
そして左側にはハンバーグの美味しい「クックハウス」が♪
こちらではカレーもやっています。
そんな「クックハウス」の前を通り過ぎて20歩くらいで、右側のラインにまたまた飲食店や理髪店が現れます。
こちらの建物には4軒並んでいます。
そのうちの一軒が「カンパネラ」というわけです。
今回いただいたのはタコライス♪ 800円です♪ ひき肉とトマトのバランスも良く、ボリュームたっぷりです。
カウンター席が3席、テーブル席が4人✖2つという小ぢんまりした店。昼時に行くなら時間帯をずらして行くのがいいですね。
ところで、この路地、車の通り抜けはできません。
グーグルマップでこの路地を確認すると、緑色の線で描かれています。これは緑道とか歩行者専用道として使われている色なんですね。ストリートビューも入っていないので、この路地に面したお店を探すのはなかなか難しいでしょうね。
これは昭和30年代の地図。路地がかつては川だったことが分かります。この川を境川と言っていました。国道16号線と交わるところに境橋がありました。現在、橋はありませんが、バス停の名称として残っています。
赤丸が「カンパネラ」の位置です。
これは土地宝典に描かれた地図。大正時代の情報が載っています。左端に描かれているのが境川です。赤丸が「カンパネラ」、緑丸が「クックハウス」、それぞれ現在の場所を示しています。
右端に描かれた大きめの川、これが聖天川です。現在の杉田商店街の中まで水路があったことが分かります。
こちらも聖天橋は消えてしまいましたが、信号機の名称として、あるいはバス停名としてその名をとどめています。
上記の「土地宝典」の情報によれば、現在の「クックハウス」(緑丸印)の横に境川の支流らしきものが描かれています。
ここがその現在の姿です。「土地宝典」を眺めていると、このほかにも多くの川があったことが分かります。たいていは山側から根岸湾方面にかけて流れていましたが、それらを横つなぎするような支流もたくさん見ることができます。
おそらく山で蓄積された養分が川を伝って海に注ぎ、湾内に生息する魚介類を育んでいたのでしょう。根岸湾で獲れる魚は、きっと美味しかったに違いありません。
(by うめちゃん)
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