インターネット上で「杉田に新しいカレーの店カンパネラがオープンした」という情報を見つけました。しかし、住所も参考になる写真も出ていないため、いったいどこにできたのか全く分かりません。そこで3日前、暑い中を汗かきながら杉田商店街プラムロードを歩きまわってきました。
が、発見できず。そして一昨日、あの辺じゃなかろうかとアタリをつけて、路地裏を探索してみたら、ビンゴ! 大当たりでした♪
ここは以前、酒場だったところ。そこにカレー屋さんが開店したというわけです。
店頭に出ているメニュー。カレーのほかにタコライスもあるようです。
さっそく入ってみました。店内はカウンター席が3席ほど。テーブル席は4人がけが2つ。かなり小ぶりのお店です。
切り盛りしているのは二人の若い男性。オープンは5か月くらい前の予定だったのですが、新型コロナの影響のため8月末になったそうです。始めたばかりというので、現在のところメニューはポーク、チキン、フィッシュのカレーとタコライスだけ。今後、増やしていく予定だそうです。
この日わたしが注文したのはポークマサラカレー。カレーは魔法のランプのような容器、グレイビーボートに入れられて出てきました。ごはんにかけられて出てくるタイプと比べると、なんだか懐かしくて美味しそうに見えてきますね。
まずはポークからひと口。ものすご~く柔らかいです。しかもボリュームたっぷりで嬉しくなります。カレー自体はスパイシーで複雑な味わい。美味しいです♪ これをオニオンライスにぶっかけて食べてもよし、ライスと交互に味わってもよし、食べ方はいろいろです。
カウンター横には、こちらで使用しているスパイスが20種類近く並んでいます。これらをいろいろ組み合わせて調合しているそうです。
ところで、カンパネラという気になる店名ですが、なにか音楽と関係のあるお店なのでしょうか。カウンター内のお二人に聞いてみました。
「ピアノとかヴァイオリンをやっているんですか?」
「いいえ、やっていません」
「じゃあ、バンドとか?」
「音楽関係はやっていません」
カンパネラとは鐘という意味です。お店の方の話では、鐘を鳴らして「さぁ、はじめるぞ」ということで名付けたとか。新しいスタートにピッタリの店名ですね。
ところで、普通、カンパネラといって思い出すのはリストの「ラ・カンパネラ」。そしてもう一つが、パガニーニ作曲のヴァイオリン協奏曲第2番 第3楽章。両方を聴いてよく似ているなあと思ったら、リストはパガニーニの曲を聴き、この主題を編曲してつくったのだそうです。
同じような話をもう一つ。マンドリン・ギター合奏でよく聞く曲に「スペインの花」というのがあります。リカルド・カサドの作曲で、こんなメロディーです。どこかで聴いたことがあるような気がしませんか。そうです、懐メロの「東京ラプソディー」です。よく似ていますよねぇ。
杉田に新しくできたカレー屋さん「カンパネラ」で食べて、こんなことを思い出した次第です。
(by うめちゃん)
時間がない中で記事を書いていましたので、
場所は後回しになってしまいました。
申し訳ありません。
2日後の記事で詳しく書いています。