一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の代表 杉浦です。今日は 引きこもり高校生 いつ終わるのか?
この質問に答えます
引きこもった時間以上は必要ですと答えています。当会の引きこもり支援は 子どもたちが規則正しい生活をし自信を持ち、自律し社会に貢献する未来を実現しますという、ミッションをもとに ご両親の面談、アウトリーチ・ピアサポート支援で自発的に外に出ることを 促す 手法です。これは 時間はかかりますが、自分の意志で納得して出るため、
再度、引きこもりになったり、ご家族に対して 禍根を残すことがありません。
逆に 引き出しや と呼ばれる 方々は 本人の意志に関係無く、連れだしますので。 本人から抵抗されたりした場合、暴力、ケガ、などがあり、あとあと、ご家族に対して、何で あんなの 呼んだとかで恨まれる
ケースもあります。自分の意志で出たわけではないので、引きこもり 繰り返す 場合もあるかもしれません
ここまでくると ご両親のご判断ですので。
今日は 高校1年 A君の話をします。当会に相談に来た時は ステージ判定3 6ヶ月 自室に引きこもり、食事は 1日 1食 カップラーメンで生活していました。
ご両親は私の本を読んでくださり、この様な支援をお願いしますということで
スタッフがご自宅を訪問すると
髪は半年ほど伸ばしており、ひげも伸びている。訪問時、自分の部屋でイヤホンをしながらうつむいた状態でゲームをしている。こんにちはと声をかけるが聞こえていないのか反応なし、2~3分ほど話しかけ、床に座っていいか聞くと頷く。5分ほどなにも会話をしない状況が続いた後に、イヤホンを取る。何のゲームをやっていたのか話しかけ、ゲームの話で5分ほど。自己紹介と趣味の話で基本的に毎日ゲームをして過ごしている。部屋にギターがあったため、ギターをやっているのか聞くと、高校1年の時に軽音部に入ったが続かず、引けるわけでもない。
ラーメンが好き、カップラーメンは食べ飽きた、カップ麺だけだと体に悪いので必ず野菜ジュースを飲んでいる。学校に行けなくなった話を10分
元々さぼり癖があったが、学校ですぐ疲れてしまう、家に帰っても18時にはすぐに眠ってしまい、変な時間に起きて、寝る時間が3時や4時になり負担のある生活をしていた。
家から学校まで6駅のため、距離の負担というよりも精神的な負担がある。(勉強面がついていけないことに加えて、プレッシャーもあった)
学校に行っても寝てしまう。
親について ときくと、両方とも厳しかった。(特に勉強面や学校に行かなかったときも厳しく言われた)父親は怖いのでそのイメージが強く話していない。母親には論理的に話そうとしても一喝され、無駄。次第に母親に何を言っても無駄だと諦めるように。
現状困っている事は
特に体力がない、家の近くの歯医者に3か月前に行ったときでも息が上がった・食生活の偏り→毎日じゃなくてもいいのでお母さんのご飯をなるべく食べるように伝える。
終盤は笑顔で話してくれる。体力が付けば本人教室に登校を促せそうだと感触をえました
最初の目標は体力作りだね。とわかれ。
次回、スタッフが迎えに行き、当会の通信制高校サポート校に通いはじめました。 その後、様々な体験、生活リズム改善合宿、学生寮などで 引きこもりからのリハビリをして、今は両親と普通に会話をすることが出来るようになる。ありがとう・予備校に通わせて欲しいといったことも言えるようになりました。現在 国立大学を目指して猛勉強中です
まとめ
ご両親が当会の支援法を理解していれば、私の本を読んで頂くが一番理解できると思います。
自発的に 引きこもりから脱けるには 引きこもった時間と同等以上に掛かる A君のケースは 迎えに行ったら、1ヶ月で登校できました
ほとんどの子がA君のように 体力が無いのです。頭でわかっていても 体がついていかないのです。 だからこそ 引きこもりから脱けるには 時間がかかるのです
私の youtubeチャンネルでは 不登校・高校中退・引きこもり等でお悩みの方に向けた 動画を今後もアップしていき、若者が9060(キュウマルロクマル)引きこもりにならないために 情報発信していきます。
ご賛同頂ければ、いいね。 チャンネル登録 興味のある方への拡散をお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます