私を知る

自覚を中心に悟りのヒントを書いています。自覚とは「私」に意識を向け、一切は「私」の考えであることを自覚していくことです。

「無」について追求する

2014年12月27日 20時14分44秒 | 悟り
◇「無」について追求する◇

悟りを得られた方々の中に、「無」について話しをされる方がおられます。
中には、私は「無」を見てきたと仰る方までおられるようです。
その体験を得たことに有頂天になれる気持ちはよく分かりますが、冷静にその「無」について吟味して頂きたいと思うのです。
その「無」が本ものなのかどうか、徹底的に検討して頂きたいと思います。

特に、「無」を見た、あるいは体験したと仰る方に申し上げたいのは、「無」を見た言っておられるということは、「そこ」には、あなたが「無」と仰っている何らかの対象と、その対象を見ているあなた自身があったということです。
冷静に考えてみてください。
それを「無」と言うのは何かおかしいと思われませんか?

その「無」は、あなたの誤解です。

「根源」や「空」に関する体験も、似たようなものです。

自分を誤魔化さないで徹底的に追求されることをお勧めします。


コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。

スピリチュアル ブログランキングへ

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分の悟りを再検討する | トップ | 涅槃と禅定に関する誤解について »

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Re:ベリアルさんへ (慧空)
2014-12-28 22:10:24
コメントありがとうございます。

>無関係な者なのに必ず一言出しゃばる、自己主張。これを荒らしと言わないのは、なぜ?

ベリアルさんと私の荒らしに対する認識の違いですね。
私の場合は、本当にめちゃくちゃな書き込みは以外は荒らしとは思わないのです。
それに、荒れても別にいいのです。
特に気にならないのです。
荒らしコメが増えすぎてコメント欄が読みにくくなったら、ひょっとすると間引き削除をするかもしれませんが(それも面倒なのでやらないかも知れませんが、笑)。
返信する
Unknown (ベリアル)
2014-12-28 20:35:41
 無関係な者なのに必ず一言出しゃばる、自己主張。これを荒らしと言わないのは、なぜ?
返信する
ありがとうございます (KEY)
2014-12-28 13:08:41
慧空さん

なるほど。実際に自分が至らないとわからないでしょうけど、きっとそうなのかなと思いました。
解脱すると、とにかくとても気が楽になれそうですね。
返信する
Re:KEYさんへ (慧空)
2014-12-28 09:44:55
コメントありがとうございます。
何でも聞いて頂いて大丈夫ですよ。
ただし、お答えするかどうかはそのとき次第ですが。(^o^)

解脱の悟りを得た人に関する文献の記述が殆ど残ってないようなので、私も一般的なことはよくは分からないのです。
私の場合についてお答えしますね。
欲にもいろいろあると思いますが、基本的にどの欲もほぼ完全に欠落しているか、とても薄くなっているんです。
具体的には、食欲、休息欲(睡眠も)等の生命維持に必要な最低限の欲は、薄くなりながらもある程度は残っていて、それ意外の欲の大半は欠落しているか、それに近い状態なのです。
例外なのが、こうしてブログ等で悟りを伝えていることと、家族と一緒に生活していることで、悟りを伝えたいという欲と、家族に関連した欲は、薄くはなりながらも、ある程度はあるんです。
と言っても、悟りを伝えることや家族に対して拘っている訳でもなく、流れが変わればサーッと流れていくのだと思います。

超越している感覚は....、そういう感覚があるような無いような微妙ですね。
基本的にすべてがどうでもよくなっているところがありますので、超越していると言えばそういうことになります。
この感覚をどうお伝えしたらいいのか難しいですが、一つの表現として、やっぱり起こってきた出来事や考えを掴まないのです(掴めないと言った方が正確かも知れませんが)。
掴まなくから、引き摺らないのです。
スーッと流れていくんです。
だから、新たなカルマを作らないし、残さないんです。
こんな感じです。(^^)
返信する
こんにちは (KEY)
2014-12-27 22:58:22
慧空さん

とても低レベルな質問で恐縮なのですが
食欲、物欲、性欲、名誉欲、その他諸々の欲望は解脱後は起こりますか?

仙人のように全てを超越しているような感覚ですか?
それとも起こっても掴まないから、その欲から自由という感じでしょうか?
返信する

コメントを投稿

悟り」カテゴリの最新記事