◇否定されて怒っている自分に気づいてください◇
人は普通、自分の考えを否定されると怒りが起こります。
そして、怒りが起こると、怒りに突き動かされるようにして相手に反論しようとしたり、感情や衝動的な行動が連鎖して収集が着かなくなったりします。
しかし、そのときこそ、怒りや感情に翻弄されるのではなく、一旦立ち止まり、冷静に自分に意識を向けて頂きたいのです。
自分の考えが否定されたことで、どうして自分に怒りが起こったのかを冷静に観て頂きたいのです。
あなたに怒りが起こるのは、あなたが相手に否定された考えを握り締めているからです。
自分の考えが正しい、相手が間違っていると思い込んでいるからです。
握り締めた考えに囚われ、怒り等の感情に翻弄されている自分に気づいて頂きたいと思います。
コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。
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人は普通、自分の考えを否定されると怒りが起こります。
そして、怒りが起こると、怒りに突き動かされるようにして相手に反論しようとしたり、感情や衝動的な行動が連鎖して収集が着かなくなったりします。
しかし、そのときこそ、怒りや感情に翻弄されるのではなく、一旦立ち止まり、冷静に自分に意識を向けて頂きたいのです。
自分の考えが否定されたことで、どうして自分に怒りが起こったのかを冷静に観て頂きたいのです。
あなたに怒りが起こるのは、あなたが相手に否定された考えを握り締めているからです。
自分の考えが正しい、相手が間違っていると思い込んでいるからです。
握り締めた考えに囚われ、怒り等の感情に翻弄されている自分に気づいて頂きたいと思います。
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握り締めた考えというのは
変な話ですがたとえそれが一見明らかに思えるもの・・・例えば極端な例として、数式や物理法則などであっても同じことなのでしょうか？
（もっとも、そうしたことに関して他人との間で何か怒りがわくというような状況は考えにくいのですが）
ぶいんさんのご質問の意図はおそらく理解できているのですが、ここはとても本質的でなところでありながら、非常に微妙かつ各人により個別的ななところでありまして、説明が難しいのです。
この点について、一度記事を詳しく書いてみたいと思っているのですが、うまくまとまらず、放置したままになっています。
それでも、いい機会ですので、少しがんばってみたいと思います。
基本的に、握り締めた考えか否かは、人により微妙に違っています。
例えば、ＡさんとＢさんに表面的には同じ考え（例えば、ウソをつくのはよくない）が起きた場合おいて、Ａさんはその考えを強く握り締めており、その拘りを手放す必要があったとしても、Ｂさんはその考えを握り締めているとまでは言えず、そのまま放置しても特に問題を起こさないということがあったりします。
このようなことは、往々にしてあるのです。
ですから、握り締めた考えか否かは、個別具体的に判断するしかないのです。
握り締めた考えか否かの判断は、その人がその考えにどれ程囚われているかがポイントになるのですが、そのときの判断は（私の場合は何となく直感で分かったりするのですが）、その人が取り立ててその考えを強く主張しているときや、その考えを何度も主張しているときは、その考えはその人が握り締めた考えである可能性が高いと思います。
また、その考えを主張するときや、その考えが否定されたときに怒り等のある程度強い感情を伴っているときは、間違いなくその考えを握り締めています。
＞一見明らかに思えるもの・・・例えば極端な例として、数式や物理法則などであっても同じことなのでしょうか？
そうです、明らかな考えであってもほぼ同じことです。
例えば、１＋１＝２等の基本的な数学法則や、引力の法則等の物理法則を含めて、この現実世界が実体であるという考え（思い込み）も、握り締めた考えなんです。
この考えは、この現実世界に生きる大半の方が握り締めています。
一応お答えしましたが、このあたりのことは非常に個別的なことですので、各人が自分に意識を向け、自分の囚われに気づいていくしかないんです。
自分の感情が動くときなど注意してみようと思います。