去年から気にはなっていた。
水を出すと混合水栓の根元から細く水が流れる。
先日、マンションの排水溝(年2回)の高圧洗浄があり、
そのとき業者の方に「水漏れがフロアの下までいくと
階下に漏れるので早く直したほうがいいですよ」。
なぜDo it your selfなの?
これは2018年04月23日(月)のTwitterリンクで。
購入した工具
KVK 台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具 PG26(630円)
KVK Xパッキンセット PZ213NPK(431円)
ASH 片口メガネレンチ38mm RS0038(1709円)
自宅にある工具
マイナスドライバー中
歯ブラシ(カートリッジの掃除用)
マイナス精密ドライバー(Оリング外すのに便利)
ウエットシート(水道が使えないための汚れふき)
〇水栓を止める
シンク下の扉を開けると止水栓が並んで2つある。(湯と水)
蛇口をひねるタイプとマイナスドライバーで回すのと2種類あり、
わが家はドライバーで回すバルブタイプでした。
これが固くて動かない。
中型ドライバーではびくともしないので元栓を締めることにした。
集合住宅の方は要注意!
分岐をよく見て閉めないと縦の階全部が止まってしまう怖れあり。
玄関ドアの左右どちらかにある配管ボックスを開け、
水道メーターが付いている配管の直近にある止水栓を締める。
青い水道メーターのすぐ左側にある⊕ビスのコックが止水栓です。
キッチンの水道を少し出しておき、メーターが動いているのを確認、
コックをタテにしてメーターが止まれば止水完了です。
〇混合水栓のベージュ色のレバーを外す
レバーに付いてる四角い小さなフタを取り中のビスを外すと取れる。
下はレバーを外したところ
〇六角ナット一体型の長い筒を外す
専用工具PG26を水栓の裏にあるロック穴にセットする
うちはステンレスの立ち上がりと水栓の隙間が狭く専用工具を
差し込めなかったので、38mmメガネレンチを掛けて裏側のロック穴が
見えるまで右に回して専用工具をセットした。
裏側のロック穴に専用工具の先端を入れる
右手で専用工具を持ち動かないよう固定し、
左手で38mmメガネを持って逆時計回りに回す。
これがマニュアル通りの外し方なんだが、
何度やっても固着が強すぎてまったく動く気配もない。
しばし考えた
CRC556を使う場面じゃないし、助っ人もいない。
ひらめいたのはステンレスの立ち上がりを利用して
専用工具を固定すれば両手でスパナを回せる...。
専用工具を逆向きにしてバーの部分をエッジに固定、
両手に気合を入れてエイッと回したら1回で回った。
水道屋さんの工賃が高いのも納得のチカラわざ。
〇黒ゴムOリングと白シリコンリングを2個づつ交換
左側が外したもの、右側が新品
黒ゴムはかなりヘタって溶けかかっていた。
こびりついた水垢と黒いゴムかすは歯ブラシで取り除き
ウエットシートできれいに拭き取った。
この作業で手が真っ黒になる。
水道が使えないのでウエットシートは必須です。
これでパッキン交換作業は終了、あとは組み戻して、
水栓を開け、水漏れが直っているかどうか確認するだけ、
六角ナットの筒さえ簡単に外せれば正味10分の作業でした。
専用工具(PG26)と38mm片口メガネレンチは必需品
固着ナシなら開口42mmのモンキーでいけそうだが
ナットの立ち上がり5mmほどできびしいかも。
※画像はRX100M4マニュアルモードで撮影
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