睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

アナカリスと水底にいるもう一匹の稚魚

2010-09-21 05:51:43 | 屋外メダカの秋

3日目を迎えた稚魚
2010/09/20 am9:40
CASIO EXILIM EX-Z850



9/18生まれのメダカが今日で3日目を迎える。
この3日目が生死を分かつ日、落ちる子はここで落ちる。

栄養袋を使い切った稚魚は自分で餌を食べ、消化し、排泄する。
それができて、初めて、魚生のスタートラインにつく。
そこにロマンはないな。
あるのは冷徹な自然の摂理と持って生まれた運命のみ。

ヒトがしてあげられることは、
一日に数時間の太陽光があたる窓際、大き目の容器にたっぷりの水草、
人差し指の温度計と慈愛の目、それだけしかない。





アナカリスの茎から酸素の泡が立つ、
メダカは水草を回遊するように泳ぎ植物性プランクトンを食べる。
アクアリストには軽んじられるアナカリスだけど、メダカの稚魚に
とっては最適な水草だとおも。

理由は解らないけど、太陽光+アナカリスを入れた水槽は
稚魚(メダカ・エビ)の生存率があがるような気がしている。
アナカリスは酸素を補給し、天然の餌を生み出してくれる。
水質浄化作用が強いホテイ草と一緒に入れればベスト。

アナカリスはバケツに入れ半日陰の屋外に置けばどんどん増える。
15cmくらい伸びた枝葉を酸素が出やすいようにスパッと切り取り、
稚魚水槽の半分がアナカリスでうまるくらい入れる。

アルカリ性が強い水質だとアナカリスの茎が溶けてくる。
太陽光が足りないと葉の先端が白くなったり手で触るだけで
ぽきぽき折れたりする。そんなときはPHを中性にする薬剤を
使うより、日なたに置いた水に換えるといいよ。

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もう一匹の稚魚
ホテイ草のタマゴ2個は同時期に孵化していたのだ。
画像の稚魚は生まれてすぐに水面を泳いでいる。
もう一匹の稚魚はこの3日間ずっと水底にいる。

それに気づいたのは昨日のこと
時々もがくように5cmくらい上がるが水面には届かない。
浮き袋の発達不全だろうか...。

どうしてやることもできない。
水圧がかからないよう水の量を水深12cmまで減らしてみたが
今朝(9/21)も相変わらず水底にいる。
でも元気、あちこち動き回り、頭を振りながら餌を食べてるようす。
このまま待ってみる。






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