北海道の漁業は夏から秋へ本番を迎えます。ホタテ、イカ、コンブ、サンマ、秋サケといよいよ盛り上がる季節到来です。
しかし、主要漁業の予想はいまいちぱっとしません。予想を覆す大漁を期待したいと思います。
安定供給することで、消費者の魚離れを食い止めるようなマーケティングを展開したいところです。
さて、北海道の漁業は空前の設備投資ブームにあります。なんか変なの?と感じる方もおられると思いますが、本当にそうなのです。それが持続可能な漁業の構造改革につながるよう見守りたいと思います。
8月号の表紙は、常呂漁協(高桑康文組合長)のホタテ操業船「第51ところ丸」竣工です。オホーツク海のホタテ一大産地、常呂漁協では7年間をかけて13隻を代船建造する計画で、その第一船が勇姿を現しました。関係者は皆さん素晴らしいアルミ製14㌧船首ブリッジの新造船の竣工を心から喜んでいました。
何かマイナスのニュースが多い昨今のホタテ業界にあって明るう話題であり、北海道漁業の底力を実感させる動きだと思います。