水産北海道ブログ

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道東サンマ 好調な水揚げ続く 花咲で9月中旬に前年同期の3倍近い漁獲量

2018-09-21 09:50:28 | ニュース

 道東沖のサンマ漁は、地震による停電復旧後、好調な水揚げが続き、9月中旬だけで全国1万2千㌧を上回り、水揚げ日本一の花咲は約7千㌧におよんだ。

 漁業情報サービスセンターによると、8月からの全国サンマ漁獲量は、9月20日現在で累計2万5,254㌧と前年同期(1万3,099㌧)の約2倍となっている。特に、停電復旧後の9月中旬は2,000㌧以上の水揚げがまとまり、1万2,305㌧と前年同期の約3倍に増加した。

 水揚げ日本一の花咲港は、9月に入り20日までに8,992㌧を水揚げし、8月からの累計で1万5,824㌧と前年の9月末までの累計(1万4,755㌧)を超えた。11日からは日量1000㌧を超える日が多くなっている。価格も17日からそれまでの㎏単価300〜400円から100円台に下がり、旬の味覚として消費が広がりそうだ。

 花咲以外の道内主要港では、厚岸が累計2,862㌧、釧路が同1,464㌧となっている。


第3回定例道議会で代表質問始まる 胆振東部地震被害1,500億円超

2018-09-21 09:10:25 | ニュース

 平成30年第3回定例道議会の代表質問が20日始まり、高橋はるみ知事は北海道胆振東部地震の被害や道内全域における停電、経済への影響、対策などについて答弁し、「20日現在で公共土木施設など直接的な被害額は1,500億円を超え、鋭意調査し産業の被害など早急に把握したい。電気事業者としての北電の責任は重い。原因を分析した上で、経産省と協力しエネルギー供給の強靱化に取り組む」とした。三好雅道議(自民・宗谷地域)、北口雄幸道議(民主・上川地域)の質問に答えたもの。

 外国人材の受け入れについて国の新たな在留資格の創設を受け「人手不足の中で国の施策は重要と考え、本道の農業、水産業、建設業など地域や業種の実情に合った制度に配慮して頂くよう要請する」とした。