水産研究・教育機構は、12月末現在のサケ漁獲速報をまとめた。全国の合計は、7万9,518㌧で、前年比120%となっている。このうち、北海道が6万3,581㌧で同118%、青森県が3,872㌧で同125%、岩手県が8,739㌧で同143%、宮城県が2,479㌧で同99%、秋田県が376㌧で同127%。
河川での捕獲、沿岸での漁獲と合わせた総来遊量は、2,966万尾で同132%。北海道は2,316万尾で同133%、青森県が146万尾で同124%、岩手県が340万尾で同148%、宮城県が102万尾で同107%、秋田県が18万尾で同125%。全体として12月の東北における来遊増加がめだった。