道人事異動(4月1日付)部次長級
山口釧路振興局長が食産業振興監、古村漁業管理課長が水産局長
道総研水産研究本部が人事異動を内示(4月1日付)
志田、馬場、山本、三原、佐々木の5名が新場長に
令和2年度全道漁協指導部門担当者会議
新リース(漁船・漁具)の活用呼びかける
定置網向け施設共済の改善や「総合補償制度」が実現
道栽培漁業振興公社が人事異動を内示
参事に三宅氏、栽培推進部長に赤池氏
道人事異動(4月1日付)部次長級
山口釧路振興局長が食産業振興監、古村漁業管理課長が水産局長
道総研水産研究本部が人事異動を内示(4月1日付)
志田、馬場、山本、三原、佐々木の5名が新場長に
令和2年度全道漁協指導部門担当者会議
新リース(漁船・漁具)の活用呼びかける
定置網向け施設共済の改善や「総合補償制度」が実現
道栽培漁業振興公社が人事異動を内示
参事に三宅氏、栽培推進部長に赤池氏
道機船連(風無成一会長)は、3月30日札幌で通常総会を開き、令和2年度業務報告・収支決算、令和3年度事業計画・収支予算などを原案通り承認した。
本道沖底の2020年水揚げ(1〜12月)は、19万3,657㌧・120億2,787万円で前年に比べ数量は118.5%と上回ったが、㎏平均単価が前年の84.4円から62.1円に落ちたため、金額は12.9%減少した。
主力のスケソウは、11万7,684㌧・47億7,200万円。オホーツク海の北見地区、太平洋の釧勝地区が豊漁で、数量は前年の113.2%と伸びたが、金額では同84.8%と㎏単価が54.1円から40.5円に下がり、金額の伸びを引っ張った。ホッケは、2017年級群によって資源が回復しつつあり、1万6,540㌧・6億1,837万円と数量では215.2%と倍増したが、金額では107.2%と横ばいにとどまった。単価が前年の75.1円から37.4円に半値に下がった。
道機船連の柳川延之専務は「数量は主力のスケソウ、ホッケともに恵まれ、久々の19万㌧まで回復した。しかし、コロナ禍による外食需要の低迷などの影響を受けた。家庭内食では蒲鉾など食べてもらっているが、陸上すり身市況が停滞している。これがスケソウの単価を押し下げ、水揚げ金額の伸び悩みにつながった。ホッケは資源が増え、小樽、宗谷の日本海をはじめほとんど皆無だった太平洋でも数百㌧程度は獲れてきたが、値段が付いていっていない」と述べた。
道南太平洋の今シーズンの沿岸スケソウ漁は終漁したが、3月の水揚げは260㌧と低調で、主力の刺し網も204㌧にとどまった。累計では、2万8千㌧台と不漁だった前年並みの水準にとどまった。
道水産林務部漁業管理課のまとめによると、道南太平洋の沿岸スケソウ漁獲量3月30日までの累計で、刺し網が2万973㌧、その他が7,611㌧で合計2万8,585㌧となり、ほぼ前年(2万8,209㌧)と同量。刺し網が前年比77%にとどまっているのに対し、その他が790%と大幅に伸びた。TAC(知事管理量)の消化率は45%前後だった。
なお、日本海の沿岸スケソウ漁獲量は、後志管内で3月中に63㌧を水揚げし、終漁した。累計で1,209㌧と前年比べ70%。TACの消化率は58%だった。