水産北海道ブログ

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網走管内秋サケ漁獲状況(10月31日) 876万尾・279億円と数量80%、金額128%

2024-11-08 16:16:10 | ニュース
 全道の6割を占める網走管内の沿岸に来遊する秋サケ。その漁獲状況は10月31日現在で、数量は876万尾と前年同期の80%まで回復し、平均㌔単価が1,000円以上で推移。金額では279億円と前年同期を3割近く上回っている。
 網走海区漁業調整委員会によると、10月31日現在の秋サケ漁獲状況は、累計で尾数が875万5,431尾と前年同期比79.5%。重量が2万6,660㌧と同79.2%。金額が278億5,997万円と同128.1%。平均㌔単価1,045円、平均目回り3.04kg。
 10月に入り、上旬の214万尾、中旬の177万尾、下旬の127万尾とペースは落ちているが、失速はなく、着実に積み上げており、全道の底上げの原動力となっている。前年は11月中旬までに50万尾を上乗せしており、今シーズンも900万尾を突破するのは確実だ。
 漁協では、オホーツク東部に位置する斜里第一が284万尾(同105%)、網走が202万尾(同81%)、ウトロが153万尾(同108%)を漁獲しているが、オホーツク中部・紋別北部に位置する漁協の不振がめだつ。

秋サケ沿岸漁獲速報(10月31日現在) 1,452万尾と前年の8割弱、金額449億円・124%に

2024-11-08 16:15:06 | ニュース
 秋サケ漁は、11月に入り、最終盤のムードが漂い、終漁する浜も出ているが、オホーツク東部、根室北部が健闘し、いまだ失速の気配が見えない。
 道連合海区漁業調整委員会のまとめた10月31日現在の令和6年秋サケ沿岸漁獲速報は、数量では前年比8割弱と差を詰めつつあり、平均目回り3㎏の1尾当たり単価が3,000円台で高止まりし、金額は400億円を遙かに超え450億円に迫っている。
 漁獲尾数は1,452万1,377尾で79.1%、漁獲金額は449億1,614万円で123.5%。一尾当たりの単価が3,093円で前年同期の6割高をキープしている。
 道漁連の水揚げ日報でも31日現在で4万㌧を超え前年比80%となっている。量産地帯の斜網、羅臼、標津が持ち直したことから最終1,500万尾、4万5千㌧前後となりそうだ。
 根室(257万3,055尾・114.6%)を除き、各海域とも前年を下回っており、日本海は89万3,822尾・60.8%にとどまっている。金額はオホーツク(315億円・119%)、根室(77億円・175%)、えりも以東(26億円・113%)で前年同期を上回った。日本海も26億円で99%と前年並みとなっている。えりも以西は5億円、79%と格差が出ている。
 地区別の漁獲格差は大きく、オホーツク東部が646万尾と前年比95%、根室北部が224万尾と126%、えりも以西噴火湾が3万尾と111%。逆にえりも以西道南は1万尾と21%、日本海北部は35万尾と50%を切っている。

2024年(令和6年)11月8日(金)/北海道漁協系統通信第6832号

2024-11-08 16:14:25 | 系統通信
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