スケーリーフット ワークス<Scalyfoot works>

深海・海洋生物のデザイン工房
Tシャツ・アクセサリー
世界でたった一つのオリジナル
「博物ふぇすてぃばる」

6「博物ふぇすてぃばる!6」・・・No.2

2019-04-07 20:38:39 | 博物ふぇすてぃばる

「スケーリーフットワークス」の名前の由来になっているスケーリーフット。

深海の生物です。4~5cmほどの巻貝ですが、世界でたった一つだけ「体の構成組織に金属を持っている生き物」です。

和名はウロコフネタマガイ。

学名は『Chrysomallon squamiferum(クリソマロン・スクァミフェラム)』

うろこにおおわれた足をもつことから、スケーリー(うろこ)

フット(足)と名付けられました。

 

この鱗は硫化鉄で出来ていることがわかり、世界の注目を集めました

が、最近になって、黒い貝殻の表面も硫化鉄におおわれていることが

わかりました。と、言うことはスケーリーフットは体の表面すべてを

硫化鉄でがっちりコーティングしているということです。

しかも、体内の食道には共生細菌を棲まわせていて、その生存域でも

ある熱水噴出孔から供給されるイオウや鉄などを菌にあたえて、エネ

ルギー源を得ていることがわかりました。


初めて発見されたのは、1999年、中央インド洋の深度2km以上の

深海に広がる熱水噴出域です。

噴出域の水は硫化物と金属の濃度が高く、人体には有毒なものでも

あり、こんな過酷な世界に生き物がいるなんて驚きです。

2009年には、インド洋かいれいフィールドで更なる詳細な現場調査

が行われ、生きた状態で日本へと持ち帰ることに成功!
約30時間かけ日本へ到着、世界で初めて水族館で展示されました。


今では・・

「クロスケ(黒色)」「シロスケ(白色)」「ドラスケ(ドラ模様)」の3色が発見されています。

そのあと2015年に新種認定されるまで、紆余曲折・・15年(w)

その辺のお話は、当日会場で質問してくださいね!

ただいま大量のスケーリーフットが、我が家に・・(w)

出展ショップのマークはこちら↓このマークを目印に探してください。


  →「博物ふぇすてぃばる!6」のHPへGO!
         7月20日(土)※1日のみの出展です。




<開催情報>

「博物ふぇすてぃばる!6」

開催場所 
科学技術館1階催事場(九段下「武道館」隣接)
        東京都千代田区北の丸公園2番1号

 

開催日程 2019年 7月20日(土) 21日(日) 
※スケーリーフットワークスは20日(土)の1日のみの出展です


20日(土)11:00~17:30
21日(日)10:00~17:30

(土日ともに入場は17:00まで)

入場料 1500yen
小学生以下無料(但し保護者同伴の元)
2日間フリーパス
パンフレット付き(こちらが2日間フリーパスの入場券代わりとなります。)
前売り券 1200yen

 

アクセス

【東京メトロ東西線】
     T-08「竹橋」駅下車(1b出口)  徒歩約550m
     T-07「九段下」駅下車(2番出口) 徒歩約800m

【東京メトロ半蔵門線】
     Z-06「九段下」駅下車(2番出口) 徒歩約800m

【都営地下鉄新宿線】
     S-05「九段下」駅下車(2番出口) 徒歩約800m



オーダーショップのHPはこちら  ⇒スケーリーフットワークス

 

 


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