朝起きたら6匹しかいない。
あれ!? 7匹生まれたハズ、え、どこ!?
と焦りながら彼ら彼女らの住処を引っぺがして確認する。でもいない。
ヒナの高さの3倍以上ある壁で覆われていて、4日目でジャンプできるはずが……。
でも時々、7匹はぴょんと跳ねることがある。
徐々に飛び跳ねる跳躍の力も身に付けてきているのだろう。
この部屋は密室、だからココからでることはない。
焦りながらも、自分がパパ親になったつもりで「ぴー!」と声を出しながら1匹の応答を待つ。
声はない。せめてフンの置き土産があれば見当はつくのだが……ん、ないのか?
いた! ケージの2つの部屋の間の隙間にフンと一緒に1匹隠れていた! 縞模様のしまちゃん!
中はヒートシートであったかなので夜でも大丈夫だが、その外はあったか設定していないので30度以下になってしまう。
一番恐れていたのは、寒さで亡くなってしまうこと。
しまちゃんをまずケージに戻し、温める。床に広がっているフンをきれいに掃除して一安心。
よかった7匹揃っての一家だ♥
無茶しないでね、外は寒いし危ないから。
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