花木酒場に登場した蓄音機、ビクトローラ。
「1906年に木製キャビネットの中にターンテーブルとホーンを収めた蓄音機を開発した。
外観から機械らしさを減らし家具らしくする、という見た目重視のデザインである。」(ウィキペディアより)
ハンドルをまわすとゼンマイ仕掛けで動き、正面側の観音開きの戸の開き具合で
音量を調節します。
店主が実家にあった蓄音機を持ってきて下さいました。
「100年前からあるんだよ」と店主が豪語していました。
確かにビクトローラという機種が100年以上前に開発されたのは事実らしいですが、
この蓄音機が100年前に販売されたにしては状態が良すぎるのと、
型番や機能性の面が優れていてることからモデルチェンジした後継機の可能性が高いこと、
「登録商標」と日本語で書かれていることと、日本ビクターの設立が1927年であることから、
おそらくもう少し新しいものではないかと、個人的には思っています。(店主、、、夢を壊してごめんなさい)
それでも古いもので、なかなか聞くことができないということには変わりありません。
数曲聞くと針がすぐに摩耗するので取り替えねばならず、
ゼンマイが切れたら回さなければならないので、とっても手のかかる子です。
針がレコードを削っているように見えて、針の方がダメージを受けるという不思議。
もちろんそのノイズ音も聞こえます。
ただ、それこそがCDでは味わえない生っぽさ、味というヤツです。
何となく哀愁のただよう花木酒場となりました。
また、そのうちに持ってきてくれると思います。そのときはぜひ。
蓄音機をのぞく犬のイラスト。有名なビクターマーク。
よおく見ると、絵の中に英文が書かれています。
“His Master's Voice”
この絵のモデルになった犬の飼い主は病死しました。飼い主の弟である画家が犬を引き取りました。
ある日、生前に録っていた元の飼い主の声を蓄音機で聴かせたところ、
犬がけげんそうに耳を傾け、懐かしそうに蓄音機をのぞきこんだそうです。
その姿に感動した画家が絵に描きました。
その後、いろいろあってつけられた絵のタイトルが"“His Master's Voice”
頭文字を並べると、HMV
あのHMVの社名はここからとっているそうです。
今までヒューマンミュージックビデオだと勝手に思っていました。
“His Master's Voice”
直訳すると「彼の飼い主の声」、
誤訳すると「声がするのに君はどこ?」
「大好きな人の声がする」
「君はどこ?僕はここだよ」
もっともっと誤訳すると
「もう一度逢いたいよ」
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先日めぐりやで結婚祝いをした友人Kさんが永眠致しました。
当社の社員全員の共通の友人であったため、
先週、急きょ店を半休させていただきました。
またその他の諸事情により、一部業務に遅れが生じておりますことを
この場を借りてお詫び致します。
(株)橋本新企画
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