人によって関心度は違う。選挙に関心が無い人に「投票率を上げよう」と言っても、効果は低い。(そもそも投票率が上がれば保守系と革新系がひっくり変えるというのは幻想であり、全く逆のパターンもある)
日常的に当然の如く政治の話(ツイート)をして、選挙時には「誰がいいと思う?」「どうしてその候補に入れるの?」などと対話をし、いろいろな考えの方々と理解を深めあうのが理想的。
いままで政治の話題をしてこなかったアカウントが急に政治の話をすること、そのアカが「投票に行こう」と呼びかけることを否定するものではない。「推しを推したい」という純粋な気持ちが芽生えたことを否定しない。「自分の推しに当選してほしい」「みんなに知ってもらいたい」それでいい。
「もし行動を起こした結果、社会が変わらなかったとしても、落ち込まないでください。あなた自身が変わったのだから」
という有名な「選挙の格言」がある。
もしも推しに悲劇が訪れようとも、「投票率が低いから」「無関心な人が多いから」と、あきらめないでほしい。これからも政治の話をタブーにしないでほしい。関心を持ち続け、不断の努力を続けること、おかしいことにはおかしいと言い続けることが民主主義なのだから。
変わるべきだったのは周囲の無関心層ではなく、日頃から政治を話題にしてこなかった自分自身だったのだ。そしてそのことに気づくきっかけをくれたのは、あなたの「推し」なのだ。
大沢樹生さんの影響で区政に関心を持った人は、彼の立候補辞退でショックを受け、政治に絶望したかもしれない。
けれども推しが理想とする世界に共感し、夢を思い描くことができたのは推しが立ち上がってくれたからだ。そのきっかけをくれた「推し」に感謝し、推しに何があろうともその思いを持続させていくのだ。
「推しは推せるときに推せ」
あなたがまわりに広げることのできる「推しごと」の最終日がはじまる。
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