今の仕事はとても気に入っているけれど
もしも商売を変えるとしたら第一候補は手焼き煎餅職人です。
行田市本丸にある本丸せんべい「まつおか」。
半分冗談、半分本気で、弟子入りするならここがいい。
ご主人のことはよく知らないけど。
母によれば、
こちらのご主人はひとりで製造から販売をこなしていて、盆暮れ正月、お彼岸の繁忙期も
家族の手は借りていないらしい、しらんけど。
※「しらんけど」とは
私とムスカ大佐(夫)の間で流行っている会話の〆の言葉だ。
大阪の人は良く使うそうだ。
埼玉では聞いたことがない。
すべてをちゃらに出来る魔法の言葉らしい、しらんけど。
1枚100円、ビニールの個包装(←このビニールが破りにくくて難儀)。
複数枚買うと、白い紙袋に入れてくれて包装紙で包んでくれる。
もう、この包装紙の上から微かに炭で焼いた匂いがするのだ。
包装紙をとき、紙袋を開けると
強い炭焼き煎餅のたまらなくよい香りがたち込める。
本丸せんべい好きのわたしのクラクラする瞬間だ。
ちなみに「まつおか」では本丸せんべい以外の煎餅も作っているが
母が買ってこないところをみると、あまりおすすめではないらしい、しらんけど。
ああ、息子が煎餅屋になりたいって言い出してくれないかなぁ。
・・・・・って、いけないいけない、
自分の夢を息子に背負わせては。
危ないなぁ、せんべいが絡むと私は危ないなぁ。
せんべい屋になるなら自分でなろう。
そう、私が自分でなろう。
息子は関係ないのだから!
ああ、それにしてもなぜ私は煎餅の道を志さなかったのか。
結構いいセン行ったかもしれないのに。
でも私の中では、やっぱりおせんべは食べるもので 作るものではなかったんだな。
美味しいものを作れる人ってほんと、凄い。
「まつおか」のご主人(とお母さん)が 今年も美味しいせんべいを食べさせてくれますように。
とっても楽しく「手焼きせんべい屋もいいな」と思いつつ、いまだ実現していません。
ハナウタさんがおせんべい屋さんになったら、ぜひ買いに行ってみたいです。
だって卓球のラケット型おせんべいを販売しそうだから。
せんべい屋さんになりたいです。
makotoさん、実現したらその時は食べに来てくださいね。