今日は、すこやかQ&A 2010年3月号より『足底筋膜炎』についてご紹介します。詳しくは、すこやか整骨院でご覧下さい。
【足底筋膜炎とは】
足底筋膜炎とは、足の裏側にある かかとの骨(踵骨(しょうこつ))と足の指の付け根を繋いでいる足底筋膜に炎症が起こるものです。足底筋膜は歩いたり走ったりする時にクッションの役割をし、土踏まずを補強しています。この足底筋膜炎を放っておくと、筋肉で踵の骨を引っ張り、骨に棘(とげ)ができてきてしまう事もあります。これを踵骨骨棘(しょうこつこつきょく)と言い、治るまでに時間がかかってしまいます。 【足底筋膜炎の原因】 ①スポーツや仕事で足を使い過ぎている。 ②ジャンプ動作、つま先で立つ動作が多い。 ③大きめの靴やサンダル、靴底が硬い靴、脱げやすい履物をはいている。 ④足裏の縦アーチの柔軟性の低下。下腿三頭筋が緊張している。 以上のような事により、足底筋膜に繰り返し負担がかかります。そして筋肉の付着部であるかかとや足底筋膜に炎症が起こり痛みを生じます。
【足底筋膜炎の症状】 足裏のかかとに痛みが生じます。ひどくなると針を刺すように痛くなり、歩くのも困難になります。朝の第一歩がかなり痛くて除々に痛みが和らぐという特徴もあります。加齢により筋力が低下した50歳以上の人にも多く発症します。