地震発生から丸5日が経とうとしています。
被災地では賢明な救助活動が続けられ、復興に向けての瓦礫の撤去作業が行われているようです。
避難所への救難物資も道路規制等が行われ、なかなか行き届かないとのニュースも聞きます。少ない配給を皆で分けて食べている姿も見受けられます。
電気、水道、ガスの届かない中、食料も水も少ない心細い生活が続いています。
水、食料、燃料が少ない。
それは、被災地だけでなく、東京方面でも、ここ新潟でも同じ状況となってきました。
東京方面では、石油製油所(市川のコスモ石油)が大火災となり、石油製品自体が手に入らなくなっているそうです。
スタンドに行ってもガソリンが無い。
更に、追い討ちを掛けるように「計画停電」が行われるため、生活も工場の操業に支障が出てきています。
物流も東北地方の道路に規制がかかっているため、東北方面にある物流拠点や工場からの品も入ってこない。
スーパーやコンビニでは、カセットコンロや水といった災害用品が売り切れ、食品や飲料水も底をついた状態です。
新潟でも、同様の状況となってきました。
被災地でなくても物流が止まって、生活や産業に支障をきたし、口々に不安や物不足への不満が高まっていますが、本来、被災地の救援や復興が最優先されるべきでしょう。
ここは我慢です。
量の少ないものは「買っておきたい」という心理が働きますが、買占めを行わず、逆に買い控えを行う必要があります。
少しでも被災地に必要なものが届くようにしたいところです。
スタンドでは燃料が不足気味で、購入がままならない状態です
当社では、できるだけエネルギー消費を抑えることを行いたいと思います。
移動に関して
自動車はなるべく使わない。(ガソリンの消費を抑える)
歩いて行けるところは歩く。(自転車は、雪国なので危険)
公共の交通機関を利用する(バス、電車等)
下職との打ち合わせ等に関して
メール、FAX、電話を利用した間接の打ち合わせを心がける。
図面をメールで送って電話で打ち合わせを行う。
現場に関して
節電(白熱電球から蛍光灯電球へ切り替え)
加工等の動力使用を控える(手加工への切り替え)
トラックの積み合わせ
また、東北方面からの建材が入ってこない状況が続いています。
県産材使用や地場産材に切り替えることで、流通距離の縮小化も有効です。
といったところです。
これって「エコ」な生活で、「環境にやさしい」社会になっています。
本来、持続可能な社会、消費活動はこうあるべきなのでしょう・・
エネルギー不足は数ヶ月に及ぶと言うことです。知恵と工夫で乗り切りましょう。
「まだまだ、こんな工夫がある」
というご意見がありましたら、このブログに書き込んでみて下さい。
新潟県中越地震の傾向(まとめ)
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