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いす式階段昇降機 ミニベーター1000(アビリティーズ・ケアネット株式会社)

2010-03-17 13:24:22 | バリアフリーを考える
階段昇降機の取り付けには
階段幅が100㎝(内寸)は欲しいところです。
椅子の昇降と共に介助者や通行の
妨げにならないスペースも必要なためです。




電動昇降椅子はセンサーの固まりでもあります。
少しでも負荷が掛かると停止するように設定してあります。




2階が主階となった場合、高齢者や障害者には階段の昇り降りが最大の障害となります。
2階で生活しているには問題ないのですが、外出等でどうしても1階に下りなければならない場合もあります。

最近では家庭用エレベーターも安価になってきましたが、手っ取り早いのは「階段昇降機」を取り付けることで階段使用のサポートができます。




下からの全景
レールを段板に沿って取りつけるだけの施工になります。


「ミニベーター1000」は昇降椅子への乗り降り時に、
こちら側へ回転することで安全性が増します


椅子の収納状態
通常の階段幅を確保し、通行の妨げにならない
スペースが必要です。


当社に設置しているミニベータは充電式で、停電時にも使用が可能な点で優れています。充電ポイントが決められているので、使用しない場合は定位置で停止させ、充電しておきます。(何年か使わないとバッテリーが劣化してくるので時々点検する必要があります)

電源モーター式の場合は、単純機構なので故障する危険が少ないのが特徴です。

どちらも、安全装置が至るところに取り付けられているため、少しでもセンサーに触れると動かなくなるようになっています。それゆえ、価格も安全装置の分だけ高価になります。(このモデルで120万円程度)
介護者の安全には替えられないものですが・・・・


こうした介護用品は、国産が少なく、殆どが輸入製品です。
部品が故障した場合、新品を注文した場合は時間が掛かってしまいます。

医療機器の開発が遅れたのもありますが、安全面でのリスクを回避する日本企業の体質もあると思います。
また、受注生産に近く、大量に在庫も置けないので、割りに合わない製品なのでしょうが、こういった医療関係にも積極的に日本のメーカーが開発に着手していって欲しいところです。



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CGは「六角大王Super5.5」(メガソフト)を使用し、「PictBear」(フェンリル)にて加工しています。ダウンロードはこちら

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