今日は本会議。朝一番で兵庫区選出の大かわら議員の質問でした。大かわら議員は、神戸市の不正経理問題や敬老パス、国民健康保険、保育所の待機児童問題、子どもの医療費の無料化、少人数学級、中学校給食、三菱神戸造船所の撤退、住宅リフォーム助成制度、神戸空港などについて質問しました。内容は盛りだくさん。しっかり追及。なかなかの質問でした。
国民健康保険料を滞納している場合、神戸市では区役所の窓口で納付相談を受けない人には保険証は渡していません。窓口に留め置かれています。その数は4531世帯。つまりその世帯は事実上”無保険”です。この世帯の中に子どもが含まれている可能性がある…と大かわら議員は指摘。無保険の子供を生まないために保険証は速やかに届けるべきと求めました。
答弁のなかで明らかになったのは、留め置かれている国民健康保険証の中に、高校生以下の子どもがいる世帯が200世帯あるということ。交付するとの答弁でした。
経済的な理由で受診抑制となっている実態を、保険医協会の調査で明らかになったと9月17日の毎日新聞が伝えています。「今年に入ってからの約半年間で、4割近くの医師らが治療の中断・中止を経験していたことが分かった。がんや肝炎など命にかかわる深刻な病気で治療を中断する例もあり、無保険や貧困などから治療費が負担となり医療機関の受診をやめる患者の実態が浮き彫りとなった」としています。
保険料が上がる一方の国民健康保険。神戸市だけでなく、国の財政対策ももとめられます。