やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

親の思いと総選挙

2009-07-22 | 雑記帳

 保育所や保育園の保護者の方からいろんな意見をお聞きします。

 仕事と子育ての両立は、家庭や職場、親仲間など周囲の協力がないとなかなか難しく、もっとこのしんどさをいろんな人にわかってほしい、そんな思いがいっぱいです。

 子どもが小さいうちは、保育所の迎えや学童の迎えなど、時間に制約があるので残業などとんでもない。普段でもなかなか有休が取りにくいのに、子どもの病気や行事などで有休を取ると、「なんやねん、特別扱いか?」みたいな空気が流れて居づらいとか。また、どんどん仕事が若い人に回っていくので疎外感や焦りのようなものを感じたり。思い切ってパートに切り替えると仕事は楽になって子どもとの時間は増えたが、志を持って資格を取り仕事に就いたので気持ちの切り替えができないなどなど。

 特に身のまわりに、協力者や理解者がいないと夫婦のみ、また母親のみにずっしり負担がのしかかって苦しんでいる、そんな話もよく出てきます。

その都度、国の保育制度の問題や神戸市の保育に対する姿勢の問題など批判の声が渦巻きます。問題は、それだけにとどまらず、長時間働いても”食えない”給料だとか、まともに休めない職場とか、今の経済社会のしくみから生まれる矛盾にも時として話が広がるときもあります。働いて、子どもを育てるってホンマに大変。私には子ども一人、それでも大変と思っていますが、みんなもっと大変でつらい思いもいっぱいしています。

「”少子化””子育て支援”そんなん口先ばっかりやん(怒)!あべこべやろ」みんなの怒りです。

 ”政権奪取ゲーム”、国盗りゲームに熱中している場合ではないです。私も当事者の一人として、とられるべきはどんな社会にするのかその中身をしっかりとただしていきたいと思います。今度の総選挙は、目先のことだけでなく、しっかり日本の”未来”を問う選挙に。政治の中身を問う選挙に。


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