11月吉日、一般社団法人アグリフューチャージャパンが主催する
『未来エッセイ2101』の表彰式に出席してきました。
『2101』になぜ?と引っかかるかもしれませんが、
100年後の『食と農業の未来』をテーマにしたエッセイの公募です。
応募総数は689作。最優秀1作。優秀賞2作、協賛会員賞。
有難いことに私は『優秀賞』と、協賛会員賞の『日本フードサービス協会 賞』を授かりました。
アグリフューチャージャパンとは何かというと、
私など自由に生きている絵描きにはうまくご説明できませんので、HPより転載します。
『日本の農業の未来を担う経営者を育成することを目的に設立され、産業界・農業界・学界のオールジャパン体制のもと、業界の垣根を超えた幅広い企業・団体の会員の皆様のご協力により運営している一般社団法人です。』
現在の理事長はNHKの解説委員だった合瀬宏毅氏。
司会進行はどこかで見たことのある人だと思ったら、
ほぼ毎週ぼ〜っと笑いながら見ている『チコちゃんに叱られる!』のNHK塚原愛アナウンサーでした。
審査委員は以下の方々。
青山浩子氏(新潟食料農業大学 准教授・ジャーナリスト)
岡田亜希子氏(㈱シグマクシス Research/Insight Specialist)
豊永翔平氏(㈱Cultivera 代表取締役CEO)
三村昌裕氏(三村戦略パートナーズ㈱ 代表取締役社長)
合瀬宏毅氏((一社)アグリフューチャージャパン 代表理事理事長)
皆さま、業界で活躍されている素晴らしい方々でした。
私の表彰のプレゼンターは青山浩子教授で、
物語の細部に渡って、たいへんお褒めいただきました。
『これぞエッセイという物語性に富んでいた。これがドラマ化すると良いですね』
等々仰っていただいて、恐悦至極でした。
私は、日頃から絵を描いて、
いろんな場所で展示をして、不特定多数の方々に鑑賞していただいているわけですが、
受け取り方は人それぞれで、作品に常に作者がついて回るわけにいかないので、
ボールは投げたままにするのが常ですが、
青山浩子教授には、私の創作過程まで見透かされたような気がしてしまうほど、
深く読み込んでくださっていました。
改めて感謝申し上げます。
以下は、広報に掲載されていた内容です。授賞式の画像も一部広報より
優秀賞
『ご馳走の種』と『台所いらずのAIシェフとアグリAI』
概要:未来の家には台所が存在せず、AIシェフが「ご馳走の種」をミールに仕上げることで食事の準備は完了、人は準備されたものを食べるだけだ。未来人の夢は人が手間をかけて準備した料理を食べることであり、現代では日常の風景である「調理」そのものに価値のある未来となっている。
短評:「台所がなくなる」、「女性が料理をしない」、「ジェンダーフリー」、「自給自足のためのハウスプラント」等、映画になりそうなストーリー性がみられ、未来の家庭のシーンが浮かんでくる。
会場も素晴らしい場所で、
非日常を胸が苦しくなるほど堪能してきました。
関係者各位に、心より深く御礼申し上げます。
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