撮影:2018.3.11
今朝のウォーキングコース。
霜が降りて、沿道の草むらや田畑がキラキラ。
「当たり前のこと」2011.3.19
三度の食事をいつもの時間にとれること、
蛇口をひねるとお湯や水が出ること、
おトイレの水が流せること、
温かい布団で寝られること、
今まで当たり前にしていたことが、
今日もまた当たり前にできることの幸せ。
避難所で寒い思い、辛い思いをしている多くの人たちに
この幸せを少しでも分けてあげたい。
*2011.3.11の記事から
あの日から7年。
時折襲ってくる余震に怯えながらの生活で、
テレビからは津波と福島第一原発事故の映像と。
水はお隣の井戸からもらい水で、少しずつ大切に使っていたし、
16日にお風呂に入れてもらえた時には、有難くて涙が出ました。
当時、建築設計事務所に勤めていた年頃の娘、多くの人たちが県外へ避難して行く中、
一時的に職を失い、福島の女性は云々の風評もあり、
それでも元気に振る舞ってはいたものの、計り知れない悩み苦しみがあったようです。
ガソリン不足だったので、なるべく外出を控え、
初めて外出したのは3月末。
それから、福島県民に対する嫌がらせ?みたいなニュースも入り、
5月の東京での甥の結婚式に出席すべきかどうか随分悩みました。
そして、やっと決断して上京した時の記事がこちら。
あれから7年。長かったような短かったような・・・
明日からも、上の写真のような緩やかな坂道を、
楽しいことを考えながら、一歩一歩地面を踏みしめ、
背筋を伸ばして前向きに真っ直ぐに歩いて行こうと思います
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