2020年1月30日 【小倉・門司・下関】 福岡県
旧伊藤伝右衛門邸
福岡県飯塚市幸袋
旧伊藤伝右衛門邸は、筑豊の炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門と歌人柳原白蓮が過ごした邸宅です。
アールヌーヴォー調のマントルピース、イギリス製のひし形のステンドグラスのある応接間、一畳たたみを敷き詰めた長い廊下等様々な芸術的技法を取り入れ、伊藤伝右衛門が妻白蓮の為にと改築を続けた歴史的建造物です。
伊藤伝右衛門が大正時代中期から昭和初期にかけて自身の本邸として造営したものである。門は福岡市天神の赤銅御殿から移築されたもの。飯塚市の有形文化財に指定されている。
▼白蓮館
柳原白蓮に関する貴重な資料等が展示されている。
白蓮(柳原白蓮)
25歳年上で九州の炭鉱王、伊藤伝右衛門と見合いし、翌年、後妻として嫁ぐ。年齢・身分・教養のいずれも不釣り合いな、伯爵家と炭鉱王の政略結婚として世間を騒がせた。執筆家(和歌、小説)
㊟上記白蓮の写真はウィキペディアから転写
▼庭園
「旧伊藤傳右エ門氏庭園」として国の名勝に指定
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