sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

雨のシンフォニー

2018-08-18 16:22:20 | 自作詩
森のロッジ ひっそりと
雨のカーテンに 囲まれて

樹々たちの オーケストラ
厳かに 響きわたる

静かな部屋 
屋根うつ雨音に 心よせれば

遠い過去の 朧な記憶
ふと 鮮やかに よみがえる

人生という 小さな宇宙で 
あらゆるものを 自分の師とし

尊き日々は 光る雨粒
過ぎても 消えることはなく

生命(いのち)の音を ここに紡ぐ
それは 雨のシンフォニー


(2017年5月25日作詩)







*魂について
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地球から

2018-08-18 16:20:25 | 自作詩
空 どこまでも 澄みきって
心 自由に やわらかく

たとえば

花うたう 野原
風ひかる 湖 
波あそぶ 海辺

心解き放てば 瞼の中に

地球のすべては メッセージ
足りないものは 一つもなく

眼をそらさず 心で観る
深いふかい 宇宙とともに


(2017年5月1日作詩)







*地球
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春風の部屋

2018-08-18 16:19:01 | 自作詩
朝の 透明の光の中 
窓から ふわり 優しくやさしく

春風さんが おはようって

まだ少し 眠い部屋に
ふわり 白いカーテン揺らして

さくら色 薫る風
なにげない 朝のしあわせ

わたしの心に
誰かの心に

ずっと 満ちていくように


(2017年4月15日作詩)







*季節
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流れの中で

2018-08-18 16:00:00 | 自作詩
川の流れに 星を見つける
小さく光る 星を見つける

星は命 光を放って 
自らの使命を 背負いながら

流れの中で 輝き続ける

二度とない今日を 生き
二つとない命を 知る

川の流れは 時に激しく
それでも 星は 消えることなく

やがて 地上に 光満ち
星は 清い水となる

ただ 透明な水となる


(2017年4月7日作詩)







*魂について
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする