あの日 坂道を 登って行ったら
丘の上に ひっそり佇む 小さな教会
木のとびらを ゆっくり 開けると
少し薄暗く 懐かしいにおい
窓を見上げると 色とりどりのステンドグラス
床に映る その光を 見つめていたら
いつのまにか ステンドグラスの国に 来ていた
厳かな パイプオルガンの音色 響いて
不思議な国を 歩いていた
女神様のガラス絵の前で お祈りを
そっと 目を開けると
もう 静かな教会に 戻っていた
足もとには ステンドグラス色の水晶がひとつ
それを たいせつな おまもりとして
教会の外は 午後の日差しが
白くまぶしく あふれていた
(2021年6月26日作詩)
*小さな物語
丘の上に ひっそり佇む 小さな教会
木のとびらを ゆっくり 開けると
少し薄暗く 懐かしいにおい
窓を見上げると 色とりどりのステンドグラス
床に映る その光を 見つめていたら
いつのまにか ステンドグラスの国に 来ていた
厳かな パイプオルガンの音色 響いて
不思議な国を 歩いていた
女神様のガラス絵の前で お祈りを
そっと 目を開けると
もう 静かな教会に 戻っていた
足もとには ステンドグラス色の水晶がひとつ
それを たいせつな おまもりとして
教会の外は 午後の日差しが
白くまぶしく あふれていた
(2021年6月26日作詩)
*小さな物語