SUNROOM

アフターガーデニング愛好家ミセスサニーの、花飾りブログ

フジバカマにアサギマダラ

2008年10月12日 | 生きもの

天気のよい昼下がり、フジバカマを背にのんびり寄せ植え作業中、目の端にふわりふわりと蝶の姿が~待ってました、アサギマダラです!カメラカメラ~。

 

去年のアサギマダラ体験以来、すっかりフジバカマファンになって、裏庭の一畳ほどのスペースの主導権を渡しています(と言っても、ミョウガ、ホトトギス、アジサイ、タカノハススキ、ミモザに混じって)。今年の夏は雨不足で、あまり成長はよくありませんがそれでも一面にひょろひょろのフジバカマがたくさん花をつけ始めていました。でもまだつぼみが多いし、だいいいち、ここにフジバカマが咲いているってそうそうわかるわけもなし、今年も来るとは限らない、そう思っていたところでした。

なのに、夕方の日差しの中に、よく見ると2頭も(蝶は頭で数えるらしいです)。

 

↑2頭入れて写したつもり、手前に亡霊が・・・・

 

どちらにもマーキングがありません。この時はじめて、私もマーキングしてみよう、という考えが浮ぶ。どの部分に何を書いていいのか調べていなかったので思いつくまま、すぐ側にいた1頭の羽をつまんで台の上に横向きに置き、細い油性ペンで「KURA M1」と記入。放すとすぐに空の彼方へ飛び去り、数分後もう一頭も舞い上がりました。結局一頭にしかマーキングできず。いったいあの二頭は、連絡しあって旅を続けているのか、またまたとても不思議なアサギマダラ体験でした。

オス2頭。暖かく風なし。滞在時間は、気がついてから15分。

ところで、去年我が家を訪れたアサギマダラにマーキングした石川県宝達山グループ。その後の成果は?と年末にお尋ねしたところ・・・・

「10月25日以降には、四国で3頭、喜界
島で1頭、沖縄本島で4頭が観察され、今年はこれまでに17頭
が各地で観察されています。

沖縄県南城市糸数城跡が、最も遠方で、ここで2頭観察されまし
た。移動日数は約2ヶ月。真っ直ぐ飛んだと考えると1450kmの距
離です。小さな体に秘められたパワーを感じずにはいられません。

再観察の割合は年々上昇し、宝達山から飛ばしたアサギマダラは、
今年は90頭に1頭が再観察されています。しかし、宝達小学校
の子供達は182頭にマーキングしているのに、まだ1頭も再観
察されず、不思議であり残念でなりません。
」とのお返事でした。

今年我が家に立ち寄ったあの蝶たちは今ごろ何処でどうしているのでしょう。

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コメント (12)
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