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チェコ側が期待した中国からの巨額投資が実現しなかったことなどが背景にあるとみられる。フジブ氏は「国民の中国観は変わった」という。 

2020年01月24日 08時46分26秒 | 全般

以下は昨日の産経新聞からである。
記者の三井美奈さんは、朝日新聞の高橋某や東京新聞の望月某達の様な女性記者やNHKの女性社員である桑子等の対極にいる本物のジャーナリストである。
北京と姉妹都市解消 プラハ市長「中国信頼できない」
【プラハ=三井美奈)
中欧チェコの首都プラハのズデニェク・フジブ市長(38)が21日、産経新聞の単独取材に応じ、北京と姉妹都市協定を解消して、今月13日に台北と協定を結んだ経緯を明かした=写真。
「中国側は信頼できるパートナーではなかった」と述べ、対中不信をあらわにした。 
プラハと北京の協定は2016年に締結され、「一つの中国」原則の順守を記す条項が含まれていた。
フジブ氏が昨年1月、「市協定に政治を持ち込ものは不適切」とし、条項削除を求めたのが対立の発端だ。 
フジブ氏は「私は16年、野党メンバーとして協定に反対した。北京に協定の再交渉を求めたのは、18年に発足した市議会の決議を受けた措置だ」と強調した。 
北京は再交渉の要請を拒否した。
電子メールや書簡の問い合わせに返事をしなくなり、昨年秋に予定されたプラハ交響楽団の中国ツアーを一方的に中止した。
フジブ氏は 「まるで子供のいじめだ」と批判し、「話し合いもできないパートナー関係では意味がない」として協定解消を決めた。 
チェコは中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に協力する覚書の調印国だ。
中国重視の外交を続けてきたが、フジブ氏が北京との関係解消を外務省に相談すると、「姉妹都市は市政が決めること」との返答で、介入しなかった。
チェコ側が期待した中国からの巨額投資が実現しなかったことなどが背景にあるとみられる。
フジブ氏は「国民の中国観は変わった」という。 
台北との協定締結は昨年3月、フジブ氏が訪台し、蔡英文総統らと会談したのが契機に。
医師出身のフジブ氏は15年前、台湾で2ヵ月研修した。
「台北とは人口規模が近く、住宅、環境など重視する政策も同じ。今月の台湾の民主選挙はわれわれと価値観を共有することを示した」と訴えた。 
プラハが台北と協定を結んだ後、上海もプラハとの協力関係の解消を発表した。
中国側は「悪い影響を招く」と警告しており、中国人観光客の減少も予想されるが、プシケ氏は「現在は観光客の増えすぎが問題になっている。減るのは治安や衛生面でよいこと」と意に介さない。
この稿続く。

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