偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●ミッチェル・リポートには「Japan」が13回も出てくるよ(特別付録:リグスとジェフの小切手画像)

2007年12月17日 18時51分10秒 | ◎海外スポーツ&ニュース見出しdeポン

 ミッチェル・レポートをなにげなく検索してみたら「Japan」という単語が13回も出てきた。その理由はなんとなく予想はつくと思うが日本でプレイした選手が多く登場するからだ。

◆アレックス・カブレラ(元西武)
◆クリス・ドネルズ(元オリックス)
◆チャド・アレン(元オリックス)
◆フィル・ハイアット(元阪神)
◆アダム・リグス(元ヤクルト)
◆ジェフ・ウィリアムス(まだ阪神)

 興味深いのは上記の選手がらみでないところで「JAPAN」が出てきた下り。それは2002の日本へのオールスターツアー。いわゆる日米野球なんだけど、ボンズが同行させていたパーソナル・トレイナーが日本滞在中にジオンビ(ジアンビ)と出会ってステロイドの花が咲きましたとさ…みたいな。

 今回、日本球界のコメントって彼らが薬物テストをパスしていることをタテにしてるみたいだけど、だったらいいのかよ…みたいな。
 たまたま引っかからなかっただけかもしれないし(ひっかかりにくい種類のものもあるらしい)、百歩譲って自分が使ってなかったとしてもなんらかの売買の事実については物的証拠があがってるわけで、例えばリグスなんかは自己の使用よりもむしろ“チームに広めた罪深さ”が指摘されているんだから、“早々の勝利宣言”ともとれるような阪神球団の対応はどうかと思うね。

 NFLとかだと、先週、酒場で暴れて逮捕されても今週の試合は平気で出てるなんてことがある。でもこれが日本だったらとても許されないだろう。
 世界基準とは別に日本独自のモラルの枠というものがあってそれが日本的な美意識だったはず。

 レポートの信頼度が話題になってるけど、なんらかのバイアスがかかって「掲載を免れた」もしくは「漏れた」選手がいるだろうということはありそうだけど、少なくとも小切手の写しは偽造ではないだろう。

 前に元マリナーズの佐々木主浩がゲスト解説で「向こうじゃみんなステロイドやてましたよ」と発言してアンウンサーを慌てさせたけど、今、思うと“勘違い”とか“ボキャブラリー”の問題ではなく“見聞きした事実”だったのかもしれない。

 日本がスパイ天国ならぬステロイド取引き天国にならんことを祈る。

 我らがヤクルトも我らがキャラと人気も兼ね備えた初の200本安打の右打者やセ・リーグ最多勝右腕まで放出しちゃって最期はこの騒ぎかい…。


小切手、動かぬ証拠!



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