偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●松坂とRem-dawgと盆栽ばったぁ。

2007年08月25日 02時02分42秒 | ◎海外スポーツ&ニュース見出しdeポン
さて、ひっそりと発売されてた松坂大輔選曲のコンピレーションCD「Music from the Mound」
大人の事情による無理矢理感はなかったもののさほど面白くもなく、曲数も少なく、期待していたマジック・ディックとヌーノ・ベッテンコートの“新曲”も予想に反する曲調だった。
 ちょいとハードなロックンロールナンバーを期待してたんだけど、これだったら買わなくてもいいかなと思った(笑)。

 で丁度「Music from the Mound」の発売が発表されたころネットでちょっとだけ話題になったもうひとつの松坂関連の楽曲があった。

delhill「Matsuzaka Oh」という曲がそれだ

どちらかというとこちらは“ヘンな日本語と事実誤認を含んだ曲”とネタにされている感があった。
でも、おいらはこの曲を聴いたとき悪くないと思った。
70年代のブルースロックの残党がとりあえずテンションコードでAORっぽして化けてポップス全盛の80年代にも頑張ってますよ…みたいな曲調になんとなく懐かしさのような心地よさをおぼえた。
メジャー路線でいくならスポーツテーマといえばアメリカン・ハード調が王道なんだろうけど、この人たちは別に依頼されて作ったわけぢゃないからこれでいいのだと思う。

 冒頭の「Sensei Master」ってちょっと見、奇異にうつるだろうけど同じような意味の言葉を重ねるってのは英語ではよくあることだし、外来語を取り込む際にはしばしば起こる。サハラ砂漠とかね。あ、砂漠って日本語か(笑)

 でも次の Bonsai battasはさすがに頭を抱えた。
BattasはBatterのことだ。
「R」を抜いて発音を日本語風にしているのだ。
でも「Bonsai」は「バンザイ」なのか「盆栽」なのかと迷った。
突っ立ってるだけで何もできないバッターという意味で「盆栽」なのか…と。
で、ハナシのタネになると思って彼らにメールを出してみた。
待てど暮らせど返事がこないのでもう知るかと思ってたら忘れたころに来ていたらしく見落としていた。
スマン。
でメールによれば

Banzai!? Is an old term for military attack, as a last desperation.? The soldiers would yell "Banzai!!!' as an exclamation

 ってやっぱ「バンザイ」ぢゃねーか(笑)
英語って「F」と「V」とか「S」と「Z」の発音の区別が時に曖昧になるけど、この歌詞カードはハナシ言葉ベースというかかなりルーズに書かれているようだ。
 だもんで
Hear the Rem-dawgs callの解釈にも悩んでしまった

「Rem-dawg's call」と書いてくれてれば悩むことはなかったんだけど複数形?とか思ってしまい
ホットドッグ売りの声か?とか思ってしまった。
ジェリー・レミーの愛称であるRem-dawgにちなんだホットドッグがフェンウェイパークにはあるのだが、でも、これは球場内では販売されていないというので違うかな…と。っていうか緊迫した場面で「ホットドッグはいらんかね~」ってのがヘンだということに気づくべきだよな。

あと「Tech」っていうのが何なのか聞くの忘れたけど前後からいってヴァリテックのことなんだろうと勝手に解釈しといた。
では歌詞の訳をどうぞ↓(曲自体はこちらで聞ける→http://www.myspace.com/delhill)

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【Matsuzaka Oh】
マツザカ、マツザカ OH!
Dice-K、ザ・センセイマスター
剛速球をバンザイバッターに投げつける
彼は日本語を話し、三振をとる、いい大人が泣かせちゃうのさ
レッドソックスが極東に目を向けた
セオの望んだ“投げる野獣”
その答えがダイスケの到着だった!
トーキョーヒーローがアメリカの地に

おれたちが待ち望んでいること、それはワールドシリーズ制覇
おれたちが見せびらかしたいもの、それはチャンピオンリング
おれたちはチャンプになるべき存在
マウンドのダイスケといっしょに優勝めざして戦おう

ツーアウト!
ゲームはヤツの手の中に
まちがいない!
スタンドの歓声は信じてる
実況のレミーが叫ぶ
ジャイロボールがくるぞ
マツザカ、マツザカ OH!

グリーンモンスターと日出ずる国の怪物がご対面
今、フェンウェイパークが1つになる
ヘイ、ゴジラ、マツザカは相手打者をヒーヒー言わせるんだぜ
ダイスケと彼のジャイロボールはピッチャーの夢
レッドソックス王国にもう悪夢のような負けゲームはいらないのさ
うちのキラ星のようなローテーションの3番目は奪三振マシン
パピが打ってココがが帰る
バリテック、ルーゴ、ローウェルそしてティトーならやりとげられる
おれたちゃ長い間バンビーノの呪いに耐えてきた
でもシリングが状況を逆転させた
ケンモア駅から人がどっと出てくる
これがレッドソックスネイション
マツザカ、マツザカ OH!


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以上。


でもメールでは岡島の歌も作ってくれって頼んだんだけど、そっちはまだかな(笑)
…ないかな。

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