全経電卓計算能力検定2級の試験結果も出て、一安心したが、
こちらも実は裏で進めていた。
システム監査技術者試験のテキスト2巡目に突入して、読み込み状況は全体の60%位を読み込んだ。
(ちなみに、使用しているテキストは、翔泳社のシステム監査技術者2015~2016年版である)
2巡目では、一歩踏み込んで、午後Ⅰ試験問題の読み込みとその解説も読むようにした。
すると、1巡目では気付かなかったことが見えてきた。
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それは、監査手続についてである。
1巡目では、システム監査の基本的な知識を習得するために、読み込んだ。
そして、1本論文を書いてみた(前投稿記事で書いた論文のこと)。
でも、結果はボロボロ。
監査手続について書かなければならないのに、予備調査のことと本調査のことを書いてしまった。
要は、
監査手続=監査のプロセス
と勘違いして論述した結果だ。
この課題があったため、午後Ⅰ問題を読む(問題は解かない)ことを2巡目に加えた。
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監査手続は、予備調査で発見したコントロールが本当に有効かどうかを、
どのような方法でチェックするかということである。
例えば、
「システム開発のシステムテストフェーズのシステム監査」
を実施することになった場合、
予備調査では、システムテストフェーズでどんなことをするのかを事前に把握する。
業務特性を考慮して機能テストの他に、性能テストと負荷テストも
重点確認項目とする計画などだ。
そうすると、性能テストと負荷テストがどうやって行われて、
どうなったらクリアするかを確認する。
それが、
・ドキュメントから確認するのか
・ヒアリングして確認するのか
・その他の方法で確認するのか
など、”何で確認するのか?”を決定して行う。
もちろん、なんでそれが監査に有効なのかの理由付けや、
現場の負担を考慮するなども視野に入れなければならない。
つまり、
監査手続=監査証拠の集め方
ということである。
これがぶれると、本調査後の評価・報告がぶれる。
とっても大事なことであることを学んだ。
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今週の金曜日は、ITサービスマネージャの合格発表日である。
IPA側では、結果はもう出ていると思う。
どちらの結果になったとしても、しっかりと受け止めたうえで、
来年4月のシステム監査技術者試験につなげていきたいと思う。
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