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システム監査技術者の学習(その4)

2015-12-13 18:02:43 | 情報処理-システム監査技術者

全経電卓計算能力検定2級の試験結果も出て、一安心したが、

こちらも実は裏で進めていた。

システム監査技術者試験のテキスト2巡目に突入して、読み込み状況は全体の60%位を読み込んだ。

(ちなみに、使用しているテキストは、翔泳社のシステム監査技術者2015~2016年版である)

2巡目では、一歩踏み込んで、午後Ⅰ試験問題の読み込みとその解説も読むようにした。

すると、1巡目では気付かなかったことが見えてきた。

***

それは、監査手続についてである。

1巡目では、システム監査の基本的な知識を習得するために、読み込んだ。

そして、1本論文を書いてみた(前投稿記事で書いた論文のこと)。

でも、結果はボロボロ。

監査手続について書かなければならないのに、予備調査のことと本調査のことを書いてしまった。

要は、

 監査手続=監査のプロセス

と勘違いして論述した結果だ。

この課題があったため、午後Ⅰ問題を読む(問題は解かない)ことを2巡目に加えた。

***

監査手続は、予備調査で発見したコントロールが本当に有効かどうかを、

どのような方法でチェックするかということである。

例えば、

 「システム開発のシステムテストフェーズのシステム監査」

を実施することになった場合、

予備調査では、システムテストフェーズでどんなことをするのかを事前に把握する。

業務特性を考慮して機能テストの他に、性能テストと負荷テストも

重点確認項目とする計画などだ。

そうすると、性能テストと負荷テストがどうやって行われて、

どうなったらクリアするかを確認する。

それが、

 ・ドキュメントから確認するのか

 ・ヒアリングして確認するのか

 ・その他の方法で確認するのか

など、”何で確認するのか?”を決定して行う。

もちろん、なんでそれが監査に有効なのかの理由付けや、

現場の負担を考慮するなども視野に入れなければならない。

つまり、

 監査手続=監査証拠の集め方

ということである。

これがぶれると、本調査後の評価・報告がぶれる。

とっても大事なことであることを学んだ。

***

今週の金曜日は、ITサービスマネージャの合格発表日である。

IPA側では、結果はもう出ていると思う。

どちらの結果になったとしても、しっかりと受け止めたうえで、

来年4月のシステム監査技術者試験につなげていきたいと思う。

 

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