以下、自己啓発の授業でやったことです。
人間は、生物的には弱い。身を守る、ツノや牙、するどい爪などもない、毛皮がないから寒かったら凍えてしまう。
それなら、どうするか? 大昔、ヒトがまだ「動物」として生きていたころ、どうしただろうか?
群れる。集団になる。
大きな獣でもわなをつくり、共同で仕留めることができる。
それから、分業がはじまる。川へ行って魚を取る、火を起こして守っている、山へいき果実をとる、などなど。
そうすると、どうなるか。
意思の疎通、が必要になってくる。
そのために、共通する「合図」が存在するようになり、やがてそれが言葉となる。
補足:
(黒板をひっかく「キィィィィ~~~!!」という音は、サルの群れの中で、危険を合図する音と周波数が似ているから、本能の部分で恐怖を感じる、という話を何かで読んだことがあります。ヒトは昔、猿だったから。だから、あの音がキライなのです。 補足おわり)
そして、言葉が発達すると、よりいっそうコミュニケーションが活発になる。
種の発達につながる。そして、発達した知恵の集合が人間の文化・文明を作り上げたのです。
さて、そのコミュニケーションだけど、「言葉」であらわすことばかりではありません。
言葉のなかった昔は、どうやって意志の疎通をはかっていたか。
それは、身振り、手振り、体をつかった「ボディランゲージ」です。
ということで、今回、体をつかってコミュニケーションを図る、ことを考えてみました。
クラスの最初で、グループワークをやるのですが、今回は「職業あてっこゲーム。」
4人一組になり、それぞれが体を使って、「何かの仕事をしている人」を表す。
4人とも当たったら席に戻って座る。
私は女の子3人のチームに参加。
最初のワタナベさんは、一生懸命、何かを押しながら走るしぐさをする。
「何それ!」「芝刈り!」「ベビーカー押してる?」違うみたい。
おっと、止まった。チャイムを押すしぐさ、誰か出てきた、はんこを押してもらうらしい。ぺこりと頭を下げる。また、何かを押していく。
「あ、わかった!宅配便の人だ!」あたり!
次のめぐみちゃんは、おもむろに両手をひろげて、振り出す。
即答、「指揮者!」あたり!
帰国子女のサエリさん、ずばり見ればわかる「エアロビのインストラクター」。
そして私、テニスのサービス、ストロークの真似。
「先生、テニスの選手でしょ!」はい、全員正解です!
そんな感じで、あちこちで笑いが出たり拍手がでたりしつつクラスの全員が終わって、一種の活性化した空気が蔓延している、こういうときが引っ張りどきです。
感想をきいたところ、伝えるのが難しい、わかってくれたとき嬉しかった、
わかったときに嬉しかった、など。
私がつけ加えたことは、「アクションが大きいほど、はっきり伝わる」ということ。
例えば、私がやったテニス、だけれど、レシーバーの真似をして、ずっと構えているだけだったら、やっぱりわかりずらい。
伝えたいと言う気持ち、わかろうとする気持ち、両方ともなければ、一方通行になってしまう。伝えたいと思う気持ちが強いほど、アクションも大きく派手になりませんでしたか?というと、みんなうなずく。あっちこっちで、「そうだよねー。」
「サエリのマジでビリーだったよ、あれ。」などなど、笑いも出る。
一生懸命伝えようとする気持ちを持って接すれば、たとえ言葉がなくても、相手に伝わるもの。
それから、みんな、なんとかして「わかろう」としませんでしたか?必死で。
これも、うなずく。
この、「他人の伝えたいことを理解したい」という気持ち、とても大切なことです。
その後、いろいろなボディランゲージを例にとって、講義を進めましたが、
授業の終わりのレポートで、ほとんど全員が的をついたものを出してくれて、
感想の欄には「楽しかったです」「また引き出しが増えました」「もっと、勉強したいと興味を持ちました」などなど、好意的なものが多く、よかったな、と。
次回
また、楽しみにしててね!
帰りは、大学編入がきまった2年生のナナちゃんと秋葉原まで一緒の電車になり、
あれこれ話したりしました。私が降りて、ホームで見送ってると、動き出した電車の中でずっと手を振っていてくれたナナちゃん。
これもひとつの、非言語コミュミケーション ボディランゲージでしょう
時として、何かを伝えたいときには、言葉よりも有効なことがある。
そして、言葉よりも伝わってくることもある。
自分にも置き換えてみて、いろいろ考えてみた、秋の入り口でした。
ではまた
(^.^)/~~~
人間は、生物的には弱い。身を守る、ツノや牙、するどい爪などもない、毛皮がないから寒かったら凍えてしまう。
それなら、どうするか? 大昔、ヒトがまだ「動物」として生きていたころ、どうしただろうか?
群れる。集団になる。
大きな獣でもわなをつくり、共同で仕留めることができる。
それから、分業がはじまる。川へ行って魚を取る、火を起こして守っている、山へいき果実をとる、などなど。
そうすると、どうなるか。
意思の疎通、が必要になってくる。
そのために、共通する「合図」が存在するようになり、やがてそれが言葉となる。
補足:
(黒板をひっかく「キィィィィ~~~!!」という音は、サルの群れの中で、危険を合図する音と周波数が似ているから、本能の部分で恐怖を感じる、という話を何かで読んだことがあります。ヒトは昔、猿だったから。だから、あの音がキライなのです。 補足おわり)
そして、言葉が発達すると、よりいっそうコミュニケーションが活発になる。
種の発達につながる。そして、発達した知恵の集合が人間の文化・文明を作り上げたのです。
さて、そのコミュニケーションだけど、「言葉」であらわすことばかりではありません。
言葉のなかった昔は、どうやって意志の疎通をはかっていたか。
それは、身振り、手振り、体をつかった「ボディランゲージ」です。
ということで、今回、体をつかってコミュニケーションを図る、ことを考えてみました。
クラスの最初で、グループワークをやるのですが、今回は「職業あてっこゲーム。」
4人一組になり、それぞれが体を使って、「何かの仕事をしている人」を表す。
4人とも当たったら席に戻って座る。
私は女の子3人のチームに参加。
最初のワタナベさんは、一生懸命、何かを押しながら走るしぐさをする。
「何それ!」「芝刈り!」「ベビーカー押してる?」違うみたい。
おっと、止まった。チャイムを押すしぐさ、誰か出てきた、はんこを押してもらうらしい。ぺこりと頭を下げる。また、何かを押していく。
「あ、わかった!宅配便の人だ!」あたり!
次のめぐみちゃんは、おもむろに両手をひろげて、振り出す。
即答、「指揮者!」あたり!
帰国子女のサエリさん、ずばり見ればわかる「エアロビのインストラクター」。
そして私、テニスのサービス、ストロークの真似。
「先生、テニスの選手でしょ!」はい、全員正解です!
そんな感じで、あちこちで笑いが出たり拍手がでたりしつつクラスの全員が終わって、一種の活性化した空気が蔓延している、こういうときが引っ張りどきです。
感想をきいたところ、伝えるのが難しい、わかってくれたとき嬉しかった、
わかったときに嬉しかった、など。
私がつけ加えたことは、「アクションが大きいほど、はっきり伝わる」ということ。
例えば、私がやったテニス、だけれど、レシーバーの真似をして、ずっと構えているだけだったら、やっぱりわかりずらい。
伝えたいと言う気持ち、わかろうとする気持ち、両方ともなければ、一方通行になってしまう。伝えたいと思う気持ちが強いほど、アクションも大きく派手になりませんでしたか?というと、みんなうなずく。あっちこっちで、「そうだよねー。」
「サエリのマジでビリーだったよ、あれ。」などなど、笑いも出る。
一生懸命伝えようとする気持ちを持って接すれば、たとえ言葉がなくても、相手に伝わるもの。
それから、みんな、なんとかして「わかろう」としませんでしたか?必死で。
これも、うなずく。
この、「他人の伝えたいことを理解したい」という気持ち、とても大切なことです。
その後、いろいろなボディランゲージを例にとって、講義を進めましたが、
授業の終わりのレポートで、ほとんど全員が的をついたものを出してくれて、
感想の欄には「楽しかったです」「また引き出しが増えました」「もっと、勉強したいと興味を持ちました」などなど、好意的なものが多く、よかったな、と。
次回
また、楽しみにしててね!
帰りは、大学編入がきまった2年生のナナちゃんと秋葉原まで一緒の電車になり、
あれこれ話したりしました。私が降りて、ホームで見送ってると、動き出した電車の中でずっと手を振っていてくれたナナちゃん。
これもひとつの、非言語コミュミケーション ボディランゲージでしょう
時として、何かを伝えたいときには、言葉よりも有効なことがある。
そして、言葉よりも伝わってくることもある。
自分にも置き換えてみて、いろいろ考えてみた、秋の入り口でした。
ではまた
(^.^)/~~~
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