コットンウェイの道端から

真岡鐵道を中心に、広く交通に関するトピックスをお届けしたいと思います

[雑記]春の陶器市始まる~益子

2012-04-29 11:08:21 | 雑記
恒例の益子春の陶器市が昨日から行われています。


昨日は初日とあって、人出は落ち着いていたように感じましたが、それでもメーン通りである城内坂界隈はたくさんの人で賑わっていました。ボランティアで地図を配ったり、募金を呼び掛けている人も見かけ、地域あげてのイベントなんだなと感じます。陶器市は5/6(日)まで開催。会場付近は混雑が予想されますので、渋滞のない真岡鐵道でぜひお越しください。SLは今日、明日と5/3(木)~6(日)に運行されます。


△城内坂


△窯元共販センター


△地図を片手に散策するのも楽しいかも


△真岡鐵道も2両で観光客輸送に対応しています



[雑記]最後のINDY

2011-09-14 23:55:26 | 雑記

茂木町のツインリンクもてぎでは、今週末の9/16(金)~19(月)にINDY(R) JAPAN THE FINALが開催されます【決勝は18(日)】。運営会社は、来年からINDYを開催しないことを発表しているので、日本で開催される最後のINDYとなります。カーレースには詳しくありませんが、今年は震災の影響でオーバル→ロードにコース変更されていて、例年とは違ったレースになることや、やっぱり最後とあってたくさんの人が観戦に訪れるんでしょうね。


たくさんの人がやってくるということは、周辺の商業・観光施設、宿泊施設、交通機関等も賑わうということ、つまり、大きなイベントが周辺地域の経済にもプラスになっています。そういう意味では、来年からINDYがなくなることで、地域経済への影響も心配されるところです。


ツインリンクもてぎへのアクセスは、車がメインとなりますが、公共交通機関の場合はJR宇都宮、水戸駅からの路線バスもあります。バスの長時間乗車が大変だという方は、最寄駅である真岡鐵道茂木駅からバス、タクシーをご利用ください。アクセス方法、臨時バスの情報は、ツインリンクもてぎホームページにて確認できます。


※ツインリンクもてぎホームページ
http://www.twinring.jp/

[雑記]寂しくなる真岡駅周辺

2011-05-16 23:56:34 | 雑記

真岡駅近くに店を構えていたベイシア真岡店が地震からの再開を断念、閉店となりました。「いせや(旧社名)」の時代から35年、真岡市中心部の大型店の1つとして愛され、個人的にもよく利用しただけに残念です。近隣の福田屋百貨店も今夏での閉店が決まっていて(現在は一部営業)、真岡市中心市街地が一気に寂しくなります。


高校生など鉄道利用者にとっては、駅に近いこれらの店舗は重要な存在でした。現在の真岡市は、西部の高間木地区や真岡IC周辺に店舗や事業所が集積し、市の機関が集まる荒町や駅周辺は段々活気がなくなっています。市街地の拡大、郊外化は地方都市ならどこでも起きていて、最近は中心市街地の再生が課題となっています。まあ、郊外に店舗の立地を認めておいて中心市街地の活性化をうたうのも、なんか矛盾している感じもしますが…。


福田屋やベイシアの跡地利用については、市も考えていると思います。駅近くの市中心部にあり、駐車場も確保できる土地なので、このエリアを寂れさせないためにも有効に使ってほしいと思います。


また、真岡女子高に近いイオン真岡店も店舗リニューアルのため近々閉店となるそうです。こちらは、撤退ではなくエリア1番店になるための大型化ではないかと勝手に予想しています。いずれにしても、今後の動向が気になります。


[追記]イオン真岡店は、業態変更しディスカウント店(規模はやや縮小)として再オープンしました。(2011/6/20)

[雑記]東北地方太平洋沖地震

2011-03-15 00:20:00 | 雑記
マグニチュード9.0という国内最大の地震から3日が経ちました。この地震や大津波によって被害にあわれた方に、謹んでお見舞い申し上げます。また、多くの尊い生命が犠牲になられたことに対して心からお悔やみ申し上げます。


管理人の住む栃木県芳賀地区では、震度5強~6強のこれまで体験したことのない揺れに見舞われ、建物、道路の損壊、ライフラインの寸断等の被害を受けました。徐々に落ち着きを取り戻しつつあるとはいえ、繰り返す余震や食料、燃料の不足など不安な日々が続いています。


当然ながら、真岡鐵道も地震後不通となっていますが、そんな中の茂木駅を訪れてみました。駅舎は一見して地震前と変わらないようでしたが、柱と地面(レンガブロック)の間に不自然なひびがあったり、アスファルトに亀裂がありました。窓口には運転見合わせを知らせる張り紙が1枚…。



また、1両のモオカ14が普段入らない側線に待避していました。



14日は、沿線高校の休校やJR水戸線の運休が続いているため大きな混乱はなかったようです。しかし、15日以降の運行についての情報はなく(ホームページにも一切掲載なし)、今後の見通しも分かりません。


※追記:15日になって、真岡鐵道公式ホームページに「地震により暫く運休する」との案内がありました。
http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/

[雑記]真岡駅にSL観光拠点建設へ

2011-02-22 00:13:15 | 雑記
以前の記事で、井頭公園内に保存されているSLを真岡駅に移設するという話題がありましたが、その続報です。


新聞数紙によると、移設する9600型蒸気機関車と真岡駅構内に保管されている国鉄時代の車両を展示する展示館を、真岡駅東口に建設する方針だそうです。詳しい場所は分かりませんが、土地の調達も必要ということから駅南東部の砂利駐車場になっている区画あたりでしょうか。新年度(2011年度)に設計等を行い、2012年度内の完成を目指すとのことです。


蒸気機関車の形をした駅舎が目を引くものの、観光面では陶芸の町益子、終着駅茂木と比較した場合、どちらかというと通過駅というイメージのあった真岡駅。展示館の設置で下車客が増え、観光客や市民が集まり市街地が賑わうことを期待したいですね。せっかく大きな投資をするので、将来への可能性を秘めた意義のある施設をつくってほしいと思います。

[雑記]鉄道の日

2010-10-14 16:35:42 | 雑記

今日10月14日は鉄道の日です。明治5年に日本で最初の鉄道が、新橋~横浜間に開業したことを記念して決められたそうです。


ちなみに、真岡線の元祖である真岡軽便線(下館―真岡間)の開業は1912年4月1日。再来年には、鉄道が通って100年という節目の年を迎えることになります。イベントなどを企画してその年を祝うことになるんでしょうか。

[雑記]La Festa Mille Miglia

2010-10-11 23:36:55 | 雑記

3泊4日の日程で、東京から東北南部を周遊するクラシックカーレース「La Festa Mille Miglia(ラ フェスタ ミッレミリア)」が10月9日から行われています。有名人の参加があることでも有名なイベントです。

今日の午後2時過ぎには、チェックポイントとなっている道の駅もてぎ(茂木町)を参加車両が次々に通過していきました。ちょうど「SLもおか」の通過時刻にも重なったため、2つの"クラシック"の競演に、駆け付けた人々からは大きな歓声が上がっていました。

[雑記]福田屋百貨店2店舗が閉店へ~どうなる中心市街地

2010-08-05 23:15:38 | 雑記

栃木県内で5店舗を展開する福田屋百貨店が、経営改善のために真岡、栃木の2店舗を閉鎖することを決めたというニュースが入ってきました。私事ですが、親戚の関係で何度か訪れたことのある栃木店、そして何よりも子供の時から親しんできた真岡店がなくなってしまうことはとても寂しいことです。


福田屋百貨店は03年に北関宇都宮上三川IC付近のインターパーク内に進出しましたが、その時の多大な投資が経営を圧迫し、さらには近年の経済不況が追い打ちをかけた格好となり、業績不振に陥っているそうです。


大規模小売店舗としてだけではなく、地域行事への協力や店内での地域に密着したイベントの開催など、地域とともに歩んできた同百貨店。その消失で、両市の中心市街地にぽっかりと穴が空いてしまう恐れがあります。栃木市では、継続へ向けた支援協議を検討するそうですが、まちづくりや中心市街地の再生の観点からも有用な跡地利用策などを講じてほしいと思います。


しかし、自動車大国とちぎでは、多分に洩れず郊外のロードサイドへの大規模店進出が相次ぎ、その煽りで中心市街地が衰退しています。身近な真岡市でもこんなことが起こると、なんだか複雑な感じです。

[雑記]茨城空港が開港しましたね

2010-03-18 23:56:40 | 雑記


話題の茨城空港が開港してから1週間が経ちました。メディアなどにいろいろと叩かれている同空港ですが、開港前にドライブついでに見てきました。写真はその時のものです。


まずびっくりしたのが、周辺の道路整備。アクセス道路はとても綺麗だし、高速道路(東関東道水戸線)まで開通させてしまった。すごいですね。


定期便がソウル便1往復のみ(4月中旬からは神戸便1往復が就航する)ということで、空港を整備したものの利用者は少なそう。整備や運営にあたっては、極力低コストがうたわれていますが、空港そのものが必要だったんでしょうか。北関東道の開通と絡めて栃木にもかなり売りこんでいるようですが、運行便の多さや、鉄道・高速バスでのアクセスを考えると羽田や成田に行ってしまいます。国営ということで、地元(茨城県)には負担が大きくはかからないとのことですが、財政状況が厳しさを増す中、もっと別なところにお金を使ってほしかったなと思います。

[雑記]鉄道の10年

2010-01-16 23:58:10 | 雑記
先日読んだ新聞にこんな記事がありました。


「2000年からの10年間に全国で廃止された鉄道は30路線、計約635km」


日本は世界でも有数の鉄道網の発達した国ですが、鉄道路線の大半は地方のローカル線で、モータリゼーションや少子化による乗客減に悩まされています。廃止された鉄道の中には、旧国鉄再建(民営化)のときに生まれた「第3セクター鉄道」も多く、元々採算性の低い路線を維持していくのがいかに大変かを物語っています。


全国の36社が加盟する「第3セクター鉄道等協議会」によると、08年度は30社が赤字で、うち5社は経営支援にあてる基金も枯渇している状況。確か、真岡鐵道も近年の新車購入で基金がなくなっていたはず…。


JRや大手私鉄であっても、新幹線や都市路線といった「ドル箱路線」を持つ一方、いわゆる「ローカル線」を多く抱えているのが現状。利用客の減少が続き経営を圧迫すれば、今後廃止される路線も出てくることでしょう。新幹線や特急列車だって、昨今の高速道路の料金割引のあおりを受けていると聞きます。JR東日本は、「運輸業以外」の収益を上げていくと言ってますが、最近話題の日本航空のこともあるし、鉄道という【みんなの足】の将来はどうなるんでしょうか。