コットンウェイの道端から

真岡鐵道を中心に、広く交通に関するトピックスをお届けしたいと思います

[3セク鉄道]全国3セク鉄道ニュース vol.3

2012-02-04 13:50:10 | ガンバレ!3セク鉄道
3月のJRグループダイヤ改正が迫る中、3セク鉄道各社でもダイヤ改正や新列車の運行などの情報が出てきています。


□日光直通のAIZUマウントエクスプレス号新設~会津鉄道3/17ダイヤ改正
前回のこのコーナーでも書いた通り、会津鉄道のAIZUマウントエクスプレス号が東武日光駅まで延長になります。東武日光駅に乗り入れる列車は、従来の東武鬼怒川駅乗り入れ列車とは別に1往復設定され、東武線まで直通運転される列車は計4往復となります。新設される列車は、会津若松駅8:00発、東武日光駅11:35発で、会津若松駅~東武日光駅の所要時間は3時間弱です。

一方で、会津鉄道は今度のダイヤ改正で、震災後運休となっている早朝深夜の列車を正式に廃止するほか、日中のトロッコ列車とその近接した列車を統合するなど、運行体系のスリム化も実施するようです。朝夕の通勤通学時間帯の列車は現状を維持するようですが、一層観光向けの鉄道にシフトするように感じられます。


□わたらせ渓谷鐵道に新型トロッコ列車「トロッコわっしー号」がデビュー
わたらせ渓谷鐵道は、現在運行しているトロッコわたらせ渓谷号に加えて、自力走行が可能なトロッコわっしー号の運行を4月1日より開始します。トロッコわっしー号に使用される車両は、昨年登場した新型気動車をベースに新造される車両です。通常は窓のない車両ですが、はめ込み式の窓になっており通年での運行が可能だそうです。

ホームページにて告知されている現在の計画では、4~11月は2往復、12~3月は1往復、土休日と行楽シーズンの平日に桐生駅発着で運行の予定です。特に4~11月は従来のトロッコわたらせ渓谷号を合わせて3往復のトロッコ列車が運行されることになるので、繁忙期の混雑緩和や、さらなる観光利用の増加に期待が寄せられています。


□鉄道の存続のため大幅減便へ~平成筑豊鉄道3/17ダイヤ改正
福岡県筑豊地区を走る第3セクター平成筑豊鉄道は、今度のダイヤ改正で大幅な列車の削減を行うそうです。平日と休日のダイヤを分け、平日は昼間を、休日は朝と夜の便を削減し、人件費や燃料費を削減するそうです。驚くべきは列車の削減本数で、平日は2割減、休日は従来の半分の運行本数にするため、経費削減以上に鉄道離れが加速しないか心配なところです。

国鉄の不採算路線を引き継いだ第3セクター鉄道の多くが、開業以来新駅の設置や本数の増加でサービスの向上を図り、それなりの成果を上げてきました。しかし、マイカー依存に加え少子化や人口減少が顕著になってきた今、サービスの見直しが避けられなくなってきているようです。


さて、真岡鐵道ではここしばらくダイヤを含めて大きな動きはありませんね。減便という話はないですが、利用者は減少傾向にあり、利用増とまではいかなくても減少を抑えるような積極的な取り組みを期待したいところです。SLの運行は路線や沿線地域のイメージアップに寄与していますが、民間出身の社長を起用したり、民間的な営業手法で頑張っているような会社と比べると、熱意みたいなものが伝わってこない気がします。ダイヤに関して言えば、利用者のニーズも変わってきているところもあると思うので、現状維持ではなく、ニーズに敏感でかつ効率のよいものに変えていく必要があると思います。

[3セク鉄道]全国3セク鉄道ニュース vol.2

2011-12-13 23:54:20 | ガンバレ!3セク鉄道
全国の第3セクター鉄道関連の話題をお伝えするこの企画ですが、昨年7月の初回以来書いてませんでした。これからは、月1回程度書いていきたいと思います。


□AIZUマウントエクスプレス号日光直通、お座トロ展望列車鬼怒川乗り入れへ
東武鉄道などは、JR会津若松駅・喜多方駅~鬼怒川温泉間で直通運行しているAIZUマウントエクスプレス号を、来春をめどに東武日光駅まで延伸する計画を進めていることを先月発表しました。また、あわせて会津若松~会津田島間で運行されているお座トロ展望列車も、鬼怒川温泉駅まで延長するそうです。AIZUマウントエクスプレス号は、JR東日本~会津鉄道~野岩鉄道~東武鉄道と4社線にわたって運行されている快速列車で、鬼怒川~会津間の観光の足として親しまれています。これを日光まで延伸することで、観光ネットワークの強化によるさらなる沿線活性化が期待されます。

なお、AIZUマウントエクスプレス号およびお座トロ展望列車は会津鉄道の車両で運行されているため、延長運行となると関係路線のダイヤが大きく変更になる可能性があります。運行の詳細、ダイヤ等については現在調整中と思われますが、震災以降、一部列車の運転を休止している会津鉄道の運行体系がどうなるのかも気になります。


□由利高原鉄道に新車導入
秋田県の由利高原鉄道は、老朽化した車両を置き換えるため、今年度から毎年1両計3両の新型車両を導入するそうです。同鉄道は、秋田県由利本荘市内を走る全長23kmの路線で、開業26年を迎えます。新型車両のデザインは、沿線の自然をイメージし各車ごとに異なる塗色とする予定。(株)日本車輌製造が製造を担当するとのことなので、松浦鉄道MR600形に続き、真岡鐵道モオカ14型の後輩となる車両が誕生しますね。1両目の運行開始は、来年4月だそうです。

[3セク鉄道]足を延ばして…湊線にも乗ってきました

2011-08-13 22:43:48 | ガンバレ!3セク鉄道
昨日の記事の続きです。


大洗の海岸沿いを北に進んで、アクアワールド大洗を横目に見ながら那珂川を渡ると、ひたちなか市那珂湊に到着します。そして、那珂湊と言えば…



ひたちなか海浜鉄道湊線那珂湊駅。湊線は昨年4月以来の訪問です。ひたちなか海浜鉄道も3月の震災で甚大な被害を受け、懸命の復旧作業の後、先月に全線再開しました。



那珂湊駅から乗車する上り列車は、前回お目にかかれなかった新塗色の3710形気動車。車内は地元の方中心に20人ほど。帰りも同様で、改めて湊線は地域の鉄道という印象を受けました。昨日は、那珂湊の花火大会の日だったため、浴衣姿の乗客もいました。また、金上駅からのパーク&ライドも実施していたようで、利用者には5人で往復してもたったの1000円という特別きっぷが販売されたとのこと。こっちでもこういう取り組みやってほしいな~。



真っ直ぐに延びる線路。湊線、那珂湊―中根間にて列車後方から。

[3セク鉄道]大洗に行ってきました

2011-08-12 22:43:36 | ガンバレ!3セク鉄道
震災から5か月が経ち、茨城県内でも大きな被害を受けた鉄道網がほぼ復旧しました。今日は、被災路線の一つでもある第3セクター鹿島臨海鉄道「大洗鹿島線」に乗って大洗に行ってきました。大洗鹿島線は、地震による大規模な路盤崩落があり、先月12日にようやく全線が復旧しました。



水戸駅8番線に着くと、ちょうど大洗鹿島線のディーゼル列車がやってきました。昼時なので1両編成ですが、結構な人が下りてきました。下車客と入れ替わり乗車しましたが、海水浴に向かうと思われる若者も目立ち、そこそこの混雑です。でも、例年よりは少ないんでしょうね。新聞には、今年の茨城の海水浴客は、昨年の1割ほどしかいないという記事もありました。



写真は帰りの車内ですが、天井ではたくさんの扇風機が忙しく回っていました。



大洗駅到着。改札口前にレンタサイクルがあったので、早速借りました。1回200円(保証金1000円がかかるが、返却時に戻ってくる)と同様のレンタサイクルの中ではかなりリーズナブルです。



大洗サンビーチの様子。海水浴客も思ったよりいましたが、近くの駐車場にも空きが目立ち、震災、原発の影響は否めない感じでした。今日も気温が上がりましたが、浜風も吹いていたので、サイクリングも結構気持ちいい…。あとはギア付きの自転車だったら…(借りものなので、贅沢は言えません)


今回は、もうちょっと足を延ばしてみました。どこへ行ったかは次回…。

[3セク鉄道]わたらせ渓谷鐵道の新車

2011-07-13 23:54:37 | ガンバレ!3セク鉄道

先日、群馬県~栃木県を走るわたらせ渓谷鐵道をおよそ1年半ぶりに訪問しました。そして、話題の新型車両WKT-501号に乗車しました。風景にマッチする落ち着いた外観と温かみのある車内、親切な案内表示もあり良い車両に感じました。


静かな山あいにある間藤駅から沢入駅までの約20分の旅でした。久々の「わ鐵」でしたが、さらに観光鉄道色が強くなった感じを受けました。今月からはJRなどによる群馬ディスティネーションキャンペーンも展開されているので、震災後ではありますが、今夏はたくさんの観光客が訪れるのでしょうね。


動画も作りましたので、ご覧頂けると幸いです。



[3セク鉄道]県内3セク鉄道昨年度の利用状況より(H23.1~3月期)

2011-06-27 23:40:38 | ガンバレ!3セク鉄道
栃木県内3セク鉄道の利用状況、22年度ラストです。例によって、栃木県ホームページ内「栃木の統計」を参考にしています。


●真岡鐵道(下館―茂木)
23年1月 100,188人、2月 53,465人、3月 35,509人
1-3月計 189,162人(前年比 -16.5%)
22年度計(参考値)1,023,709人(前年比 -6.1%)

●わたらせ渓谷鐵道(桐生―間藤)
23年1月 28,274人、2月 23,441人、3月 16,764人
1-3月計 68,479人(前年比 -19.7%)
22年度計 475,768人(前年比 -2.7%)

●野岩鉄道(新藤原―会津高原尾瀬口)
23年1月 29,529人、2月 30,697人、3月 20,116人
1-3月計 87,720人(前年比 -13.8%)
22年度計(参考値)365,789人(前年比 -6.4%)

(参考:栃木の統計H23年3月~H23年5月号)


以上のような結果でした。真岡の22年8月と野岩の22年12月のデータがおかしいので、年度計はわたらせのみ計算し、他2社は該当箇所に昨年度のデータを入れた参考値を計算しています。正式な年間利用者数は、年間統計や新聞等で出てくるのを待ちましょう。言わずもがなですが、3月は東日本大震災により、県内3セク鉄道も影響を受けました。真岡は11日間の全線運休と3月いっぱいの部分運行を、わたらせも数日間の運休、部分運行を強いられ、野岩は停電等により運行できなかった日がありました。よって、利用者数も各社とも前年比で大幅減となっています。


震災から100日以上が経ち、県内では「日常」を取り戻しつつあります。お隣茨城県でも、被害の大きかったひたちなか海浜鉄道や鹿島臨海鉄道が来月全線復旧するという明るいニュースがあります。しかし、東北の被災地では、人々の生活においても、復旧まではまだ長い道のりが必要と伝えられています。自分にできることは少ないかもしれませんが、これからも継続して応援していきたいと思います。

[3セク鉄道]県内3セク鉄道昨年度の利用状況より(H22.10~12月期)

2011-04-14 00:24:52 | ガンバレ!3セク鉄道
栃木県内3セク鉄道の利用状況、22年度第3弾です。例によって、栃木県ホームページ内「栃木の統計」を参考にしています。


●真岡鐵道(下館―茂木)
22年10月 103,088人、11月 92,874人、12月 59,489人
10-12月計 255,451人(前年比 -5.4%)
4-12月計 -人(前年比 -%)

●わたらせ渓谷鐵道(桐生―間藤)
22年10月 49,125人、11月 72,685人、12月 30,100人
10-12月計 151,910人(前年比 +0.9%)
4-12月計 407,289人(前年比 +0.9%)

●野岩鉄道(新藤原―会津高原尾瀬口)
22年10月 31,293人、11月 41,593人、12月 14,834人
10-12月計 87,720人(前年比 -21.2%)
4-12月計 267,368人(前年比 -10.1%)

(参考:栃木の統計H22年12月~H23年2月号)


以上のような結果でした。真岡鐵道の年度計が空欄なのは、前回書いた通り。参考までに、8月に21年度の数値を入れて計算すると、4-12月計で834,547人(前年比 -3.4%)となります。震災により、3月は全線運休、部分運休があったので、年間の利用者数が初めて100万人を割り込む可能性も出てきました。しかし、今は数字の話よりも、関係者の尽力で全面復旧ができたことに安堵しています。


わたらせ渓谷鐵道は、1年を通して最も利用者の多い11月が昨年度も好調で、12月までの合計が前年より約1%増と3社の中で唯一増加傾向が現れています。風光明媚な渓谷を走る鉄道として、首都圏からの観光需要の掘り起こしに一定の成果が出ているのでしょうね。こちらも、3月の震災で一時運休があったので、利用者数にも影響が出てくるものと思われます。野岩鉄道は、12月の数値が気になります。14,834人は前年同月の半分以下。観光利用などの定期外利用が全体の大半を占める状況でも、1年でこんなに変化があるんでしょうか。内訳で見ると、新藤原駅の定期外利用の数値がどうもおかしいようです。


さて、震災の直後には、比較的被害の少なかった野岩鉄道が、東武鉄道、福島県の会津鉄道と繋がっていたことにより、新幹線やJR線が運休する中で首都圏と福島県の間の移動手段となったとの記事を見かけました。また、ガソリンの供給不足から、クルマに頼りきりの地方部では、連日、開いているスタンドに長蛇の列ができました。1つの移動手段に依存する地方の現状にも、改めて疑問を感じたと同時に、鉄道など公共交通のあり方、役割についても再考する機会となったと思います。今回の震災で得たこと、感じられたことが、今後のまちづくりに生かされてほしいと思います。

[3セク鉄道]県内3セク鉄道今年度の利用状況より(H22.7~9月期)

2011-02-11 21:23:15 | ガンバレ!3セク鉄道

今日は雪が降り続く寒い一日でした。


さて、栃木県内3セク鉄道の利用状況、22年度第2弾です。今回も、栃木県ホームページ内「栃木の統計」を参考にしました。


●真岡鐵道(下館―茂木)
22年7月 91,069人、8月 -人、9月 100,053人
7-9月計 -人(前年比 -%)
4-9月計 -人(前年比 -%)

●わたらせ渓谷鐵道(桐生―間藤)
22年7月 38,148人、8月 48,376人、9月 38,518人
7-9月計 125,042人(前年比 -1.1%)
4-9月計 255,379人(前年比 +0.9%)

●野岩鉄道(新藤原―会津高原尾瀬口)
22年7月 24,911人、8月 32,616人、9月 32,497人
7-9月計 90,024人(前年比 -4.2%)
4-9月計 179,648人(前年比 -3.5%)

(参考:栃木の統計H22年9月~11月号)


何で真岡鐵道の8月が空欄になっているかと言うと、掲載されている数値が131,156人(2月11日現在)となっていたからです。昨年度の8月が85,765人、今年度の他の月が微減か横ばいで推移している中でちょっと信じ難い数字ですね。県の発表している公式記録を疑うのはどうかと思うし、もし本当だったらゴメンナサイなのですが、一応空けておきました。


わたらせ渓谷鐵道は、7-9月が前年より微減ですが、4月からの合計ではまだ前年をわずかに上回っています。野岩鉄道は結構厳しい数字が出ています。何が要因なのでしょうか。

[3セク鉄道]わたらせ渓谷鐵道に新車到着

2011-02-05 12:49:36 | ガンバレ!3セク鉄道
群馬県の桐生駅と栃木県の間藤駅を結ぶ第3セクター「わたらせ渓谷鐵道」が今春導入する新型車両が完成し、先月末に大間々駅に到着したとの情報が入ってきました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110130-00000006-maiall-soci
(毎日新聞記事、リンク切れにご注意ください)

今回導入されるのは、福島県の会津鉄道など全国に兄弟車両の多い、新潟トランシス製の18m級気動車1両。車両名は、WKT-501号。同鉄道のカラー、銅(あかがね)色をベースに、窓付近にはクリーム色を配しているなかなかお洒落な外観です。今後は試運転を繰り返し、同鉄道の開業記念日である来月29日に一般公開される予定だそうです。廃線の危機から、首都圏へのPR、弁当、キャラクターなど活性化へと奮闘する「わ鐵」。新型車両が走るようになったら、ぜひとも再訪したいですね。

[3セク鉄道]県内3セク鉄道今年度の利用状況より(H22.4~6月期)

2010-11-12 23:32:34 | ガンバレ!3セク鉄道
今回は数字のお話です。年々、利用客の減少に悩まされている県内3セク鉄道。その輸送状況の最新(でもないけど)データを見つけてきました。


●真岡鐵道(下館―茂木)
22年4月 106,656人、5月 98,341人、6月 97,212人
4-6月計 302,209人(前年比-3.3%)

●わたらせ渓谷鐵道(桐生―間藤)
22年4月 39,435人、5月 51,461人、6月 39,441人
4-6月計 130,337人(前年比+2.9%)

●野岩鉄道(新藤原―会津高原尾瀬口)
22年4月 29,655人、5月 30,745人、6月 29,224人
4-6月計 89,624人(前年比-2.7%)

(参考:栃木の統計H22年6月~8月号)


昨年(H21年度)は、少子化に加えて全国的な不況や新型インフルエンザの流行で、各社ともかなり厳しい数字になっていました。しかし、今年度に入っても真岡鐵道と野岩鉄道では利用者減に歯止めがかかっていません。路線の特性から考えると、真岡鐵道では通学利用の減少、野岩鉄道では観光客離れが進んでいるんでしょうか。真岡鐵道に関しては、今年度、高校のクラス減少はなかったと思いますが、住宅地の拡散やマイカー送迎の増加で、列車利用が減りつつあるのかもしれません。さらに来年度からは、沿線の真岡高校の1学級減が決まっているので影響が出てくると思います。この調子だと、今年度の年間利用者は105万人くらいかな。う~ん。


そんな中、わ鐵(わたらせ渓谷鐵道)の利用者が回復していることには驚きました。具体的に、どのような利用者層が増加しているのかは分かりませんが、最近のわ鐵はメディア等でもしばしば取り上げられ、観光路線として注目度が上がってきているようです。県職員OBを社長へ迎え、イメージアップや利用者増へ様々なアイディアを出し、実施していると聞きます(アテンダント、イルミネーション、トロッコ列車指定席化、弁当の開発・宣伝など)。ホームページを見ても、意気込みが分かりますね~。


話は飛躍しますが、最近、全国のローカル3セク鉄道で民間出身の社長が就任し手腕を発揮したり、苦しい経営ながらも何とか路線を存続・発展させようと、個性的な手法で頑張っている姿が取り上げられることがあります。そのようなところでは、少しずつですが成果が出てきているように感じます(ネット等で入ってくる情報だけでも)。これからも厳しい時代が続くことが予想されますが、中期的(5年、10年先)な存廃を左右するのはそんな本気の取り組みであるような気がします。