(レポートの前半はこちら)
日帰りなので、若松までは行かず(前回行ったことだし)折り返すことにしました。芦ノ牧温泉駅に戻り乗車券を購入。ふと振り返ると、待合所にネコ駅長「ばす」がいました。頭に駅長の帽子を乗せてお休みになっていました…。
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まもなく、会津若松行きのお座敷トロ展望列車「会津浪漫号」が到着。「ばす」も駅員に抱えられて、列車の見送りに出てきました。そして、後から鬼怒川温泉行きの快速列車が到着。行きと同じ新マウントエクスプレス号でした。
列車に乗り込むと、昼下がりの車内は高校生など地元の乗客が多く座れません。広々とした座席やトイレがあるので、キャパは多くはないようです。次の下車駅、塔のへつりまでドア付近に立ちっぱなしでした。
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ネーミングに惹かれ、途中下車して向かった塔のへつり。へつりは「岪」と書き、この地域の言葉で「川に迫った断崖」を意味するそうです(駅近くの案内板より)。駅からすぐのところにある景勝地で、列車でも渡った阿賀川に迫る浸食された岩場が、目の前に現れます。近くには観光地らしく土産物屋などがありました。
そして、駅に戻り次の列車を待ちます。会津鉄道の運行はおよそ1時間間隔、ローカル線と言っても最低このくらいの頻度は必要だなと思いました。しばらくしてやってきたのは、AT551と651の2両編成(速報記事の写真です)。こちらは乗客もまばらで、ボックス席をゆったりと独り占めです。
さて、途中の会津下郷駅ではこんなものを発見!
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現役を引退したキハ8500系です。今後はどうなるのでしょうか?
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塔のへつりからおよそ25分で終点の会津田島に到着。ここからは電化区間ですが、乗り換えまで20分ほどあるので、上三依までの乗車券を買って一旦改札を出ました。この会津田島駅は車両基地もある比較的大きな駅で、駅舎・待合室ともにきれいでした。
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新栃木行きの電車に乗ります。この先、会津高原尾瀬口までは会津鉄道の区間ですが、野岩鉄道→東武線も直通なので、乗っている限りではシームレスです。
会津鉄道の平成20年度の利用者はおよそ53万人。沿線人口の減少などを受けて減ってきてはいますが、地域の足&観光路線としての役割を果たしていました。沿線自治体も新型車両の導入を支援したり、観光地・施設との連携を図ったりして、路線さらには地域の活性化に積極的なようです。何より、東武線、野岩鉄道を経由して首都圏からの直通ルートを実現していることが強みですね。ただ、運賃が高いのが気になる(会社線をまたぐことが多いのでなおさら)ので、企画乗車券をさらに充実してほしいですね。
長くなりましたが、レポートを締めます。野岩鉄道にはあまり触れませんでしたが、今後全線乗車した時への宿題としたいと思います。最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
日帰りなので、若松までは行かず(前回行ったことだし)折り返すことにしました。芦ノ牧温泉駅に戻り乗車券を購入。ふと振り返ると、待合所にネコ駅長「ばす」がいました。頭に駅長の帽子を乗せてお休みになっていました…。
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まもなく、会津若松行きのお座敷トロ展望列車「会津浪漫号」が到着。「ばす」も駅員に抱えられて、列車の見送りに出てきました。そして、後から鬼怒川温泉行きの快速列車が到着。行きと同じ新マウントエクスプレス号でした。
列車に乗り込むと、昼下がりの車内は高校生など地元の乗客が多く座れません。広々とした座席やトイレがあるので、キャパは多くはないようです。次の下車駅、塔のへつりまでドア付近に立ちっぱなしでした。
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ネーミングに惹かれ、途中下車して向かった塔のへつり。へつりは「岪」と書き、この地域の言葉で「川に迫った断崖」を意味するそうです(駅近くの案内板より)。駅からすぐのところにある景勝地で、列車でも渡った阿賀川に迫る浸食された岩場が、目の前に現れます。近くには観光地らしく土産物屋などがありました。
そして、駅に戻り次の列車を待ちます。会津鉄道の運行はおよそ1時間間隔、ローカル線と言っても最低このくらいの頻度は必要だなと思いました。しばらくしてやってきたのは、AT551と651の2両編成(速報記事の写真です)。こちらは乗客もまばらで、ボックス席をゆったりと独り占めです。
さて、途中の会津下郷駅ではこんなものを発見!
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現役を引退したキハ8500系です。今後はどうなるのでしょうか?
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塔のへつりからおよそ25分で終点の会津田島に到着。ここからは電化区間ですが、乗り換えまで20分ほどあるので、上三依までの乗車券を買って一旦改札を出ました。この会津田島駅は車両基地もある比較的大きな駅で、駅舎・待合室ともにきれいでした。
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新栃木行きの電車に乗ります。この先、会津高原尾瀬口までは会津鉄道の区間ですが、野岩鉄道→東武線も直通なので、乗っている限りではシームレスです。
会津鉄道の平成20年度の利用者はおよそ53万人。沿線人口の減少などを受けて減ってきてはいますが、地域の足&観光路線としての役割を果たしていました。沿線自治体も新型車両の導入を支援したり、観光地・施設との連携を図ったりして、路線さらには地域の活性化に積極的なようです。何より、東武線、野岩鉄道を経由して首都圏からの直通ルートを実現していることが強みですね。ただ、運賃が高いのが気になる(会社線をまたぐことが多いのでなおさら)ので、企画乗車券をさらに充実してほしいですね。
長くなりましたが、レポートを締めます。野岩鉄道にはあまり触れませんでしたが、今後全線乗車した時への宿題としたいと思います。最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。