
【r77】宇都宮・船生・高徳線は、宇都宮市北西部のR119から北上し、塩谷町船生地区を経て日光市のR121に通じる20km程の路線です。市町村合併により藤原の名が消えたので、路線名が宇都宮・船生・藤原線から現在の名称に変更されました。この路線は、R461との重複区間を挟んで大きく2つの区間に分けることができます。
1つは起点である、宇都宮市石那田町のR119交差点から塩谷町船生のR461までの区間。こちらは宇都宮市篠井地区や日光市塩野室地区を抜ける旧街道的な雰囲気です。r62と分かれると、川釣りファンには有名な佐貫の堰付近で鬼怒川を渡り、まもなくR461バイパスにぶつかります。このバイパスは、旧道の南側に新設され非常に快適な2車線道路となっています。
もう1つは、R461とR121をつなぐ約5kmの区間。国道、県道を気にしなければ、矢板から鬼怒川温泉へ続く道路の一部に過ぎません。知らず知らずのうちに抜け道として大事な役割を果たしています。
最後に余談ですが、現状、r77は栃木県の主要地方道(緑の県道)では最も大きな番号です。当然ながら、r78や80、90番台は存在しません。