□若桜鉄道が初の黒字
鳥取県を走る第3セクター若桜鉄道が、09年度決算で開業以来初めての黒字となったそうです。旅客収入は前年割れしたものの、昨年4月から導入した上下分離方式の効果で162万円の最終黒字を計上しました。上下分離方式の導入により設備を沿線自治体が持つこととなったため、鉄道側が修繕業務をしたときに、国や自治体から業務委託費が入ってくるという仕組みです。
上下分離方式により「見た目」が黒字化した若桜鉄道。一方で、全国の多くの3セク鉄道では、毎年赤字を計上しつつも「存続」させるというスキームのもと必要な支援が続けられています(真岡鐵道もそうです)。勉強不足なので、両者は根本的には同じことのような気もしますが、将来的には差が出てくるのでしょうか。若桜鉄道の今後に注目です。
□肥薩おれんじ鉄道が前期より赤字圧縮
熊本・鹿児島両県にまたがる肥薩おれんじ鉄道は、九州新幹線建設に伴いJRから経営分離された路線です。3セク転換後から利用客の減少に歯止めがかからず、厳しい経営が続いているそうです。09年度は受託工事収入が増えたため前期より赤字が減少したととのこと。
長野県のしなの鉄道は、同じ新幹線整備による転換路線ながらここ数年黒字を続けているそうです。しかし、新幹線建設による在来平行線の問題は以前から議論になっていて、最近では新幹線開通後もJRが引き続き運行する例も出てきています。地域の足が儲からないという理由で切り捨てられる時代…なんとかならないものか。
□秋田内陸縦貫鉄道のブログが人気
秋田内陸線(秋田県を走る3セク鉄道)をテーマにしたブログ「秋田内陸縦貫鉄道ブログ~トコトコ鉄道日記」が、人気ブログをランク付けするサイトの鉄道部門で1位となったそうです。さっきのぞいてみましたが、社員や観光協会、住民…それぞれの目線で鉄道の魅力を語っています。いろんな目線で地域の鉄道を見つめるブログは、幅広い層の人々に支持されるんでしょうね。
他社でも、乗務員が独自の目線で綴っているブログはあります。名前はあえて出しませんが、結構面白いです。
鳥取県を走る第3セクター若桜鉄道が、09年度決算で開業以来初めての黒字となったそうです。旅客収入は前年割れしたものの、昨年4月から導入した上下分離方式の効果で162万円の最終黒字を計上しました。上下分離方式の導入により設備を沿線自治体が持つこととなったため、鉄道側が修繕業務をしたときに、国や自治体から業務委託費が入ってくるという仕組みです。
上下分離方式により「見た目」が黒字化した若桜鉄道。一方で、全国の多くの3セク鉄道では、毎年赤字を計上しつつも「存続」させるというスキームのもと必要な支援が続けられています(真岡鐵道もそうです)。勉強不足なので、両者は根本的には同じことのような気もしますが、将来的には差が出てくるのでしょうか。若桜鉄道の今後に注目です。
□肥薩おれんじ鉄道が前期より赤字圧縮
熊本・鹿児島両県にまたがる肥薩おれんじ鉄道は、九州新幹線建設に伴いJRから経営分離された路線です。3セク転換後から利用客の減少に歯止めがかからず、厳しい経営が続いているそうです。09年度は受託工事収入が増えたため前期より赤字が減少したととのこと。
長野県のしなの鉄道は、同じ新幹線整備による転換路線ながらここ数年黒字を続けているそうです。しかし、新幹線建設による在来平行線の問題は以前から議論になっていて、最近では新幹線開通後もJRが引き続き運行する例も出てきています。地域の足が儲からないという理由で切り捨てられる時代…なんとかならないものか。
□秋田内陸縦貫鉄道のブログが人気
秋田内陸線(秋田県を走る3セク鉄道)をテーマにしたブログ「秋田内陸縦貫鉄道ブログ~トコトコ鉄道日記」が、人気ブログをランク付けするサイトの鉄道部門で1位となったそうです。さっきのぞいてみましたが、社員や観光協会、住民…それぞれの目線で鉄道の魅力を語っています。いろんな目線で地域の鉄道を見つめるブログは、幅広い層の人々に支持されるんでしょうね。
他社でも、乗務員が独自の目線で綴っているブログはあります。名前はあえて出しませんが、結構面白いです。