高円宮家の典子女王の婚約、
そして桂宮様の薨去と
皇族関係のニュースが続いているこの頃ですから。
先日日光に行った折に、
念願かなってやっと立ち寄ることができた
「日光田母沢(たもざわ)御用邸記念公園」をご紹介しますね。
日光田母沢御用邸は、大正天皇の皇太子時代(明治32年)に
静養地として造営され、
その後増改築を経て、大正10年に現在の姿になりました。
日本では最大規模の木造建築だそう。
昭和22年に廃止されるまで、
三代の天皇・皇太子が過ごされた御用邸で、
大正10年の姿に忠実に復元された現在は、
日本の技と伝統、文化を伝える「記念公園」として
見学できるようになっています。
では、上の写真の「御車寄せ」から邸内に入ります。
順路に沿って回りますが、
広すぎて迷路のようです
(食堂)
(御玉突所)
(謁見所)
和風建築でありながら、
絨毯やシャンデリア、
椅子やテーブルなど、
和洋折衷の生活様式をみると、
明治維新以降、
皇室が率先して西洋文化を取り入れていたことがわかりますね。
(御座所)
十二単と東宮束帯の展示がされていました。
出口近くには売店が。
こういうところは素通りできない性質でして・・・
菊の御紋入り「御用邸金つば」などのお菓子類、
皇族の方々の御印の入ったハンカチなどの小物がお土産となっていました。
ここはひとつ、
記念に・・・
秋篠宮紀子妃のプチタオル(ヒオウギアヤメ)を買いました。
婚約時の初々しく可愛らしかった‘紀子ちゃん’が、
今や
公務や祭祀のお役目を立派に務める
素敵なお妃となられ、
しかも、未来の天皇の母君ですから。
(ささやかな応援です)
片や、
・・・ときたら・・・
いや、それ以上は言いませんけど
それはさておき、
ほかにも御印入りの小物がいろいろあるので、
興味のある方はどうぞ。
御用邸内で見かけたのはほとんどが外国からの観光客。
日本人はわずかだったのがちょっと寂しかったですね~。
復元の折の、
日本の職人さんたちの技の紹介コーナーもあり、
何より、
江戸時代の建築を含めた建物自体が
日本文化の理解を深めます。
文化に誇りを持つことも
自分の国を愛することにつながりますから、
特に若い方は、
日光の寺社観光とともに
ぜひコースに入れてほしいと思います。
(皇后関係の部屋のシャンデリアが
ピンクでした)
次回は、庭園をご紹介します。
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こんな建物があることは、今まで全く知りませんでした。
多分、全国的にご存じない方が多いのではないでしょうかね。
勿体無い・・
一流の材木を使ったり、調度品も最高のものが
あるので、ここは出かける価値があるところですね。
和洋折衷の造りが、時代を感じさせますね。
こちらに住んでいたら、絶対に知りえない素晴らしい
建物を見せて頂いて、ありがとうございます。
それらに囲まれるだけで、
皇室の御静養地といったら関東ですから、
ほかの地域の方には馴染みがないと思います。
同じ県にいながら、訪問は初めてというのもお恥ずかしい話ですが、
知ってよかった所です。
外国人のほうが価値を知っているのか、あまりに日本人が少なくて、
愕然としてしまいました。
昔と違って、皇室に関心を持つ人が少ないせいなんでしょうか。
本当にもったいない話ですね。
お申し出の件ですが、このビリヤード室は大正時代に増設されたようですから、
明治時代のビリヤード場とすると嘘の画像になってしまいます。
それに御用邸ですので民間の社交場とは違います。
今回の件はお断りするしかありません。
申し訳ありません。
明治時代、最初にビリヤード場を備えたのは上野精養軒だそうです。
精養軒に写真が残っていればいいですね。