座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

神道青年全国協議会「中央研修会」

2013年03月12日 | 社外活動

明日より、高知県にて行われる神道青年全国協議会「中央研修会」に参加して参ります。若手神職の団体で、毎年この3月に勉強会が行われます。今年は高知県。坂本龍馬の生まれた地での開催となります。

今回の主題は、「維新」~l立ち上がれ!現代の草莽の志士~とし、第一講を「幕末日本の人材教育」とf題し、志學館大學人間関係学部教授・鹿児島大学名誉教授 原口泉先生、第二講を「維新と感謝」俳優・演出家・元自衛官 今井雅之先生、第三講「いま日本に迫りくる危機と自衛隊~忘れてはならない東日本大震災における自衛隊の闘い~軍事ジャーナリスト 井上和彦先生の講演を聞いて参ります。

ここ数年この研修会に参加させて頂いておりますが、本当に日本人として、神職として考えなければならないことを学ばせて頂く研修会となっております。日々研鑽を積み、神明奉仕に繋がるようしっかりと学んできたいと思います。


「マラリア蔓延防止・撲滅運動」JCI NOTHING BUT NETSキャンペーン自動販売機設置について

2013年02月23日 | 社外活動

本日はお日柄もよく、天候にも恵まれ、社頭祈祷をはじめ、地鎮祭、神棚入魂、稲荷社祭典等のご奉仕がございました。また、梅も徐々に咲き始め、歩こう会の皆様が多くお参りに訪れておりました。

さて、話は変わりますが、今回、公益社団法人日本青年会議所国際グループ グローバルネットワーク確立会議様より、マラリア蔓延防止・撲滅運動の一つとして、自動販売機を設置し、その売り上げの一部で蚊帳を購入し、100万世帯に送ろうという趣旨のキャンペーンをお伺いし、今回当社も、この取り組みに参加することになりました。

現在、日本では何不自由なく生活が出来ておりますが、世界に目を向けますと、当たり前のことが当たり前にできない地域も多くあります。文字の読み書きが出来なかったり、病気をしても病院に行けない、現在の日本では、家があり、蚊帳という言葉を聞く機会も少なくなったと思います。この蚊帳1つで守れる命がある。

ひとつの地球で様々な違いがあります。

当社と致しましても、少しでもお役にたてればと、今回のキャンペーンのお話を聞いて賛同させて頂きました。3月前半には新しく、このキャンペーン対象の自動販売機が1つ設置されます。

自動販売機にこの趣旨が記載される予定でございますので、御一読いただけると幸いに存じます。


東日本大震災復興パネル展~神奈川県神道青年会~

2013年02月12日 | 社外活動

当社禰宜が所属しております、神奈川県下40歳以下の神職の会、神奈川県神道青年会主催の東日本大震災パネル展~伝えよう、震災の記憶と復興への絆~が横浜そごう新都市プラザ(横浜そごう入口前のスペース)にて本日と明日の午前10時から午後7時30分行っております。

震災から間もなく2年となり、未だ復興が進んでいない現状を考え、これから先も被災地に心を寄せて行かなければなりません。

これまでの神奈川県神道青年会、全国の青年神職が行った復興支援活動をパネルにし、また、原発問題を抱える福島の子供たちへのメッセージを絵馬に記し、福島の子供たちへ送るためのブースも設けております。

お時間に都合がつく皆様是非とも足を運んで頂き、ご覧頂けると幸いに存じます。日本人の絆をこのパネル展をご覧に頂き、より一層強固なものになればと考えております。


宮城県宮城郡七ヶ浜町復興支援活動

2012年09月07日 | 社外活動

9月5日、6日に行われた、神青協一都七県協議会の宮城県宮城郡七ヶ浜町復興支援活動の2日目に参加して参りました。

今回は、七ヶ浜町の花渕浜漁港にて、昨年度から行っているわかめの養殖に使用する重石の作成作業と海岸の瓦礫撤去作業に従事致しました。

作業場所にて説明

先ずは、わかめの養殖に使用する重石袋の作成です。これを一年中おもしとして海の中に入れて、わかめ養殖のための重要な道具として使われるとの事です。来年の2月にはわかめが獲れるとの事です。

重石の作成が終わると、花渕浜海岸に流れ着いた、瓦礫の撤去作業を行いました。大きな瓦礫は無くなっておりましたが、まだまだ手のつけられていない箇所も多くございました。写真にはございませんが、未だ打ち上げられた漁船など山積みされておるのが現状です。そんな中でも、わかめ養殖などでこの地域を復興しようと地域の皆様は頑張られております。

作業状況

また、午後からも作業を行う予定でしたが、生憎の豪雨に見舞われ、七ヶ浜町ボランティアセンター内で、これまでの復興状況、わかめの養殖等説明をボランティアセンターの説明を伺い、今回の復興支援活動は終了致しました。

まだまだ、復興復旧までは長い道のりとなりそうです。いつまでも被災地に心を寄せ、活動して行かなければならないと改めて確信した今回の復興支援となりました。

また、この作業の写真等は七ヶ浜町ボランティアセンターのブログにも掲載されておりますのでご覧下さい。

こちらから→七ヶ浜町ボランティアセンターブログ


宮城県南三陸町の現状

2012年07月20日 | 社外活動

本日は、雨が降ったりやんだりとどんよりした一日となりました。

先日の18日19日に神奈川県神道青年会で宮城県南三陸町、気仙沼市に行って参りました。当日は南三陸町の宮司様をお招きし、震災についての様々な講義を受けるとともに、被災地の現状を見させて頂きました。

今回大変お世話になりました南三陸町の山内宮司様

南三陸町歌津地区伊前里小学校校長先生のお話の様子

南三陸町小泉地区の碑「津波の教え」

南三陸町の現状

南三陸町の現状

気仙沼市琴平神社宮司様の震災についてのお話を拝聴

琴平神社正式参拝

2日目の19日には、現地の南三陸観光協会で行っております「学びのプログラム」と致しまして、現地の語り部ガイドによります、被災地の視察と体験談による震災のお話を拝聴いたしました。

語り部ガイド佐藤さん

南三陸町港の様子

津波に飲み込まれた小学校(防災君訓練を日ごろから行っていたため、この小学校の生徒は全員無事だったとのことです。)

南三陸町防災庁舎

南三陸町防災庁舎

南三陸観光協会仮設事務所内での震災パネル展

 語り部ガイドさんによる震災についてのお話

震災より1年4カ月が経ち、復旧が続いておりますが、まだまだ時間がかかる事を確認して参りました。最近テレビでは被災地の様子が報道されることが少なくなりましたが、復興にはまだまだ時間がかかります。いつまでも被災地に心よ寄せ、小さなことでも良いので日本の復興に力を向けて頂けたら幸いに存じます。我々も神職として少しでも復興に向けて取り組んでいきたいと考えております。


沖縄戦全戦没者慰霊祭及び尖閣諸島諸問題早期解決祈願祭

2012年06月15日 | 社外活動

6月12日、沖縄県護国神社にて斎行されました神道青年全国協議会主催沖縄県本土復帰40周年記念事業「沖縄戦全戦没者慰霊祭及び尖閣諸島諸問題早期解決祈願祭」に参列して参りました。

沖縄県護国神社

当社、禰宜が所属致します神奈川県神道青年会から5名参加致しました。当日は全国より青年神職約60名の奉仕にて祭典斎行されました。

祭典に於きましては、梅雨の蒸し暑い中での祭典となりましたが、祭員、参列者心を一つにし、日本の平和を築くための礎になられました英霊に対して謹んで哀悼の意を捧げてまいりました。

これからも、世界の平和を祈り続けていくことを改めて実感させて頂きました。


第17回ボーイスカウト神道章修得講座

2012年06月10日 | 社外活動

本日、神奈川県神社庁主催の第17回ボーイスカウト神道章修得講座が当社にて開催されました。この修得講座は3日間行われ、当社での講座が3日目の最終日となりました。参加者は、ボーイスカウト神奈川連盟に所属する19名、教導職(神社庁、神職)7名が参加致しました。

まず、正式参拝を行い、午前中は講義。午後から座間市内の神社を巡拝して参りました。日頃運動不足でしょうか、約10kmの道のりを歩き足が棒のようになってしまいました。

ボーイスカウトセレモニーの様子

鈴鹿明神社について講義させて頂きました。

座間市内神社巡拝

小宮主任教導職のお話し様子

ボーイスカウトの「ちかい」があり、初めて聞かさせて頂きましたが、本当にいい「ちかい」なので、紹介致します。

「ちかい」

 私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。

 1 神と国とに誠を尽くしておきてを守ります。

 2 いつも、他の人々をたすけます。

 3 からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います。

今回一日お供させて頂きましたが、逆に様々なことを教わったような気がします。この「ちかい」私自身も実行していきたいと思います。ボーイスカウト、教導職の皆様一日お疲れさまでした。


相模大凧まつり

2012年05月04日 | 社外活動

本日5月4日より5日にかけて、座間市と相模原市が相模川河川敷にて大凧まつりを開催しています。

会場は、座間市が1か所、相模原市は4か所(新戸、下磯部、上磯部、勝坂の4地区)それぞれの会場で開催されいます。

本年は、当社の兼務社(白山姫神社、諏訪神社、日枝神社)の鎮座する新戸地区の新戸大凧保存会からの依頼で『相模大凧まつり』の開会式で大凧まつりの安全と成功の祈願祭をしてほしいとのことで準備致しました。

復興を記した大凧と斎場

午前10時頃より開会式がはじまり、新戸大凧保存会会長、自治会連合会長の挨拶に続き、来賓として加山相模原市長などが祝辞を述べられました。

祭典は、大凧を揚げる際に用いる糸目と呼ばれるもの(縄のようなもの)を新調したこともあって、清祓いも兼ねて執り行われました。

祝詞には、東日本大震災の復興祈願も含めたものを奏上し、新戸大凧保存会会長 梅沢 剛氏の玉串奉奠により祭典を終了しました。

本日4日は、天気も変わりやすく、風向きも凧揚げには適していないとのことで、午後、また明日の様子を見ながら行うそうです。

それでも、新戸地区の駐車場には早朝より多くの車でごった返しており、昨年震災の影響で自粛したこともあり今回の大凧まつりに寄せる思いを感じました。

 

 


海外宗教視察in台湾

2012年04月07日 | 社外活動

境内の桜もほぼ満開となっております!

さて、4月4日から6日にかけて、神奈川県神社庁祭祀委員会主催の海外宗教視察に参加して参りました。今年は台湾の保生大帝生誕のお祭りを視察してきました。

台北北部に位置する保安官は行われるこの祭典は、諸祭神をお迎えし、儀式を執り行い、その中で経典を読誦し、祈り文を奉納して、天候の順調、国家太平、人民の平安を祈願するお祭りとのことです。

今年度、この神恩感謝祭は、保生文化祭活動と併せ「2012民俗芸術節」と名付けられ伝統的な宗教の慶典を鑑賞することで、宗教芸術発展の可能性を見て頂きたいと願っているお祭りという位置付けもあるそうです。

下の写真は、4月4日に行われた民俗芸能団の演技とパレードの様子です。保生大帝の生誕前日、盛大なパレードを挙行し、保生大帝の御神輿が街を巡回して、保生大帝の威厳を高めるものとのことです。

次の写真は、神社で言えば、本殿の前にテーブルがあり、様々なお供え物が置いてありました。これは、神にお供え物を行い、お参り後に、自宅へ持って帰り頂くそうです。神道と似たところがあるようです。

 

次の写真は、お参りをしている様子です。長いお線香のようなものを持って、3回から4回頭を下げ、その線香を壺に刺していました。

さて、翌日は保生大帝生誕の三献礼の祭典を見学致しました。この、祭典は儒家思想と道教の体制が統合したもので、また、昔の4行列の舞、三献礼の儀式を伝承しており、アジア太平洋地域の保生大帝信仰の文化が最もよく保存されているとのことです。

舞の様子

舞台の左側に、司会者がいまして、式次第を捲りながら祭典が行われていました。この式次第を見ていると、迎神や進饌、撤饌など神道に近い表現がなされており、言葉は分かりませんでしたが、何となく祭典の様子で内容を感ずることができました。

献饌の様子

祭典中は、合唱団や様々な楽器を使っておりました。雅楽みたいなものですかね?

下の写真は、申し訳ありませんよく分かりませんでした。

祭典は約1時間半でございました。初めて海外宗教の祭典を見学させて頂きましたが、様々な典で勉強になりました!

次に、台北孔子廟を見学致しました。

この豪華な佇まいの大成殿に孔子の位牌がお祀りされているとのことです。

この中に、日本でも馴染みのある絵馬掛けがございました。

また、忠烈祠(台湾の護国神社)にお参りさせて頂きました。

到着したらちょうど衛兵交代の時間でした。交代後は各門に衛兵さんがいらっしゃるのですが、びくとも動かず、人形のように立っておりました。下の写真の右側が衛兵さんです。ちょっと分かり辛いですかね。

こちらに国家の英霊がお祀りしているようです。参加者全員で祈りを捧げて参りました。本当に大きくてびっくり致しました。

今回、異国の宗教文化を拝見させて頂き、大変勉強になりました。またこのような機会があれば参加していきたいと思います。


神道青年全国協議会中央研修会

2012年03月24日 | 社外活動

3月22日、23日福井県福井市において、平成23年度神道青年全国協議会中央研修が行われ、参加して参りました。

この研修会は、毎年行われており、昨年は、同じ福井の地で行う予定でした。しかしながら、皆様もご存じの通り、昨年の3.11東日本大震災により延期されておりましたが、今年は予定通り約300人近くの神職が集まり研修会が行われました。

今回の研修テーマは「立志」~一人ひとりが、今、なすべきことの道標として~と題し、第1項の講師に杏林大学名誉教授 田久保忠衛先生をお招きし、「激動する国際情勢と日本」と題して現在の中国と近接諸国の位置付けについて、現在の国際情勢についてご講演頂きました。

第2項の講師の先生は、㈱独立総合研究所 代表取締役社長兼主席研究員 青山繁晴先生お招きし「二千年国家の新生」と題し、拉致問題をはじめ、原発問題、政治等について、ご講演を頂きました。

青山繁晴先生の講演の様子

第3項と致しまして、産経新聞東京本社編集局政治部記者 阿比留 瑠比先生をお招きして「永田町から日本の未来を憂う」と題しまして、現在の永田町、皇室典範、原発問題について講演を頂きました。

阿比留先生の講演の様子

今回の研修会を通じ、様々なことを学ばせて頂きました。神職としてというより一日本人として、この日本を考えていかなければならない。様子を見るのではなく、行動を起こすこと、実行することの重要性を改めて認識し、様々な間違った報道をしっかりと見極めていかなければならない。

本当に、学びの多い研修会となりました。今回の研修テーマ「立志」をしっかりと自分の中に持ち、これからの神明奉仕に邁進して参りたいと考えます。

皆さんも、自分自身に志を立て、生活してみては如何でしょうか。


神青協一都七県協議会研修旅行

2012年03月14日 | 社外活動

本日は大変穏やかな一日で、大安戌の日ということもあり、安産祈願をはじめ初宮詣また地鎮祭の奉仕をさせて頂きました。

3月12日、13日と関東の40歳以下の神職で構成致します神青協一都七県協議会の研修旅行に参加して参りました。今回は千葉県木更津市、鴨川市、千葉市の神社を正式参拝を行い、各お社の宮司様のお話を拝聴させて頂きました。

初日は木更津市に鎮座致します、八剱八幡神社での参拝を行いました。この神社は、ものすごく大きな神輿があり、当社の神輿の約2倍近くの大きさに目を奪われました!

 

御社殿の前で。

本当に大きな神輿でした!

翌日は、早朝より鴨川市に鎮座致します天津神明宮をお参りさせて頂きました。宮司様より大変貴重なお話を伺い、また、大変境内も工夫がなされており勉強になりました。

次に、千葉市稲毛区に鎮座致します稲毛浅間神社にお参りさせて頂きました。この神社は共に神青協一都七県協議会で事務局をさせて頂いている禰宜さんのお宮です。境内地も広く素晴らしいお宮で、参考になることが多く、勉強をさせて頂きました。

この様に、当社以外のお宮で参拝させて頂くと本当に勉強になります。来週は、福井県で神道青年全国協議会の研修が行われます。大変貴重な講演が行われます。来週ブログでお伝えできればと思います!


山梨県神道青年会60周年記念式典

2012年02月23日 | 社外活動

本日は、雨も降り大変静かな一日でした。

21日当社禰宜が、山梨県神道青年会の創立60周年記念式典に参加致しました。

各県に40歳以下の神職で構成する青年会があり、当社禰宜も神奈川県神道青年会として式典に参加致しました。

本来なら、昨年の3月に執り行われる予定でしたが、未曾有の東日本大震災があり、無期延期となっておりました記念式典が1年後の21日甲府の富士屋ホテルで行われました。

記念式典後は、記念講演として「素晴らしい日本」と題し、日本将棋連盟会長米長邦雄先生の公演を拝聴させて頂きました。

山梨県神道青年会設立60周年おめでとうございました!

神道青年会では、この様な式典や自己研鑽として、勉強会、神社祭式研修、禊錬成などを行い日々の神明奉仕に繋がる活動を行なっております。また、神道青年会の様々な活動もブログにてお知らせできたらと思います。


教育事業説明会、高橋史朗先生の講演会

2011年12月12日 | 社外活動

12月11日日曜日16時から伊勢山皇大神宮にて、特定非営利活動法人まほろば教育事業団・神道政治連盟神奈川県本部主催、日本会議神奈川・神奈川県神道青年会共催の「教育事業説明会並びに高橋史朗先生の講演会に参加致しました。

まず、今回主催でありますNPO法人まほろば教育財団の活動説明を拝聴致しました。主な教育の柱として、「美しい日本語を育み、豊かな感性を育む」「偉人の生き方をお手本に、人間力を育む」「和歌体験一感動を発見し、絆を深める」「立腰、挨拶、掃除を励行し、明るく前向きな心を養う」「人々と自然が美しい調和の中に生きてきた日本の伝統を、家庭、地域に回復する」「日本の誇りと絆を発見し、国や社会に尽くす志をもつ」を柱として青少年の育成、日本の次代を担うリーダーの育成に力を注ぐ活動を行っているとのことでした。

近年の小学生まほろば合宿においては、日本人が愛した真心の人「二宮尊徳先生」について学んだり、厳冬の富士山頂の気象観測に挑んだ野中致夫妻の話などを通じ日本の心を学ぶなどの合宿を行っているとのことでした。(詳しい活動内容は→HPへ

また、その合宿に参加した親御さんのお話も拝聴することが出来、参加したお子様の意識が向上し、積極性、思いやりの心が高まったとお話しを戴きました。

神職としても、この伝統ある日本の文化歴史を次世代に受け継いで行くことの大切さを改めて時間する事が出来、大変勉強になった教育事業説明会となりました。

また事業説明後、明星大学教授高橋史朗先生(上写真)のご講演も拝聴させて戴きました。教科書問題から脳科学に関することまで様々な観点からお話しを戴きました。先生のお話で、三つ子の魂百まで!と仰っておりましたが、まさにこの歳までの教育が、それから先生きていく上で重要になっていくことを認識できた講演となりました。

そんなに、難しいことはしなくてもよいと思います。人にあったら挨拶をする、ありがとう、いただきますなど当たり前のようなことを教えていくのが親としての役割でもあります。伝統文化も同様のことが言えるのではないでしょうか?当たり前のことを当たり前に行う。簡単のようで意外と難しいようです。

神社としても、このうるわしき日本の伝統と文化をしっかりと継承し、氏子崇敬者の皆様のなかとりもちとして日々研鑽して参ります。


神奈川県神道青年会研修事業

2011年10月28日 | 社外活動

昨日、神奈川県内40歳以下の神職で構成致します、神奈川県神道青年会の研修事業に参加致しました。川崎市川崎区に鎮座致します稲毛神社にて行われた今回の研修は、外部より講師をお招きし、実務研修を行いました。

今回の講師は、公益社団法人日本青年会議所 徳溢れる心醸成会議の議長、副議長、メンバーの皆様4名にお越しいただき、この会議体が作成致しました『家訓プログラム』を受講させて戴きました。

このプログラムは、この家訓プログラムを実施することで、心の荒廃の背景にある数々の問題を個人の視点から見つめ直し、誇り高き精神性と美意識を次世代に受け継ぐ取り組みとして行われているとのことで、全国約50箇所ほど約2000人が受講したとのことでした。

この家訓プログラムを受講し、このプログラムの趣旨にありました日本人としてのもともと持ち備えた誇り高き精神性と美意識を見つけ直し、祖先より受け継いできた正しく生きる心、徳溢れる豊かな心を身に付け、これからの子供達のためにしっかり日本人としての誇りであったり伝統を受け継がなければならないと改めて実感致しました。

講師の先生の話の中に、創業200年以上の会社はどこの国が一番多いでしょう?と言う質問がありました。やはり日本だそうです。またこのような長く続く会社のは「社訓」があるとのことでした。

神社も長年その地域に氏神として鎮座しております。日本の伝統文化を次世代に受け継いでいくことが神社、神職の使命の一つだと考えております。この家訓作りのプログラムに参加し、守り伝えることの大切さを学ばせて戴きました。

この経験生かし、日々の神明奉仕に神社職員一同務めて参ります。


第3次福島県いわき市久ノ浜復興支援

2011年09月29日 | 社外活動

昨日、40歳以下の神職で構成致します神青協一都七県協議会で、3回目の福島県いわき市久ノ浜諏訪神社氏子地域の民家瓦礫撤去作業のため、当社禰宜が復興支援活動に奉仕して参りました。

前回も参加させて頂き、今回でいわき市久ノ浜では2回目の復興支援となります。前回同様、氏子地域の民家瓦礫撤去の作業を行いました。この作業は、民家の中にある家財道具を全て出せば、行政により家の撤去をしていただけるとのことで、今回63名の参加で、5軒分の家財道具を搬出致しました。

まず、神社前の広場で、結団式を行い、久ノ浜諏訪神社宮司様、禰宜さんの挨拶、一都七県協議会会長挨拶、また、このいわき地区の神職の会美浜会会長挨拶ご作業開始となりました。下の写真は、結団式の様子です。

結団式終了後、3班に別れ、民家の瓦礫撤去作業に従事致しました。我々神奈川県神道青年会は海沿いの民家の担当となりました。下の写真がその様子です。

家の中は、全てが震災直後のままで、その津波の大きさを実感致しました。上の写真中央の山は、津波、地震により山肌が崩れ落ちたとのことでした。

今回、一緒に復興支援活動をさせてい頂きましたいわき市美浜会(神職の会)の会員の中に、福島第一原発から7kmの浪江町に鎮座する神社の神職さんもいらっしゃいました。帰りたいけど帰れない状態が続いており、別の場所に住まわれていらっしゃるとのことでした。この浪江町が復興支援活動が出来るようになったら、是非協力頂きたいとのお言葉を頂きました。

今回ご奉仕させて頂き、地域の皆様から温かいお言葉をかけて頂きました。少しずつではありますが、復興が進んでいるようです。復興後の復旧にはまだまだ時間がかかりそうです。

このような活動には積極的に参加し、少しでも復興復旧にお役に立てるよう活動して参りたいと考えております。