こんにちは。
どうやら、細々と行われていたことが、
商業化によって、市民権を得ようとしています。
「バレンタインの逆チョコ」です。
しかし。
私は、バレンタインの慣習を捩曲げる動きは不要だと思っています。
○ ○ ○
男性は多くのものを求められる生き物です。
強さ。
自立心。
野心。
優しさ。
能力。
包容力。
忍耐。
清潔感。
挙げればキリがありません。
社会に出れば、壁にぶち当たっても、
「お前は男だろ、自分でなんとかしろ!!」
で片付けられるばかり。
女性に弱さがある一方で、
男性にも弱さがあるわけですが、
社会は男性に対して、意外に寛容ではありません。
〇 〇 〇
これだけ多くのものを求められ、
普段から人には優しくしなさいと言われ、
「ほんの少しの、女性から気持ちをもらう機会」まで、奪われてしまおうとしている。
非常に些細なことではありますが、
これに耐えられない男性が、相当量いておかしくありません。
むしろ、男性でも女性でも、不快に思う人はいるのではないでしょうか。
実際、「これでは息苦しい」という意見が、
インターネット上で散見されますし、
私もその一人です。
たしかに、チョコレートを女性にプレゼントしたところで、
そういう心遣いのできる人は普段から優しい人でしょうから、
結局は当たり前のように受け取られておしまいなのだと思います。
第一、「おかえし」ならホワイトデーにやればいいことですし…。
長々×2と書きましたが、
大切なのは、お互いが権利を主張することではなく、
お互いがお互いのことを理解し合っていくこと。
たかだかバレンタイン、
たかだかチョコレートのことです。
しかし、その裏に広がる意味合いは、
人の数だけあるのだと思います。
…というわけで、私の意見は以上の通りです。