青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

卑下の功罪。

2010年12月29日 21時26分39秒 | 青裸々日記。
昭和記念公園 Winter Vista Illumination(東京都立川市)

 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 料理をしていて、塩を入れすぎてしまった場合。
 料理をあまり知らない人は、
 「しょっぱい物は「甘い物」を入れれば相殺されるよね☆」とばかりに、
 「砂糖」を大量に入れてしまうことがあります。
 しかし、少し考えればわかることですが、
 味が相殺されるということはなく、
 むしろ「混ざって変な味になってしまう」ということが大半であるハズです。


 さて。

 これと同じことが、「やたら卑下をする人」にも言えるのではないでしょうか!?

 ハッタリや自慢話、武勇伝は疎まれこそすれ、
 あまり受け入れられるものではありません。
 こういうわけで、「なるべく嫌われやすい話はしないようにしよう」と、
 意気がる代わりに、角が立たぬよう卑下に走ってしまう心理が、
 わからないでもありません。


 しかし。

 「自分を低く、卑下して物を言う」ことにも、実は致命的な欠点があります。
 それは、低く言ったところを基準に見られてしまうということです。

 たとえば「私は話下手だから」と、会話で口にしたとしましょう。
 そうすると、「どれだけ話が上手いか」よりも、
 「どれだけ話が下手か」という見られ方にさせてしまいやすいのです。
 つまり、自己卑下は減点主義で自分を評価されるきっかけになりやすいのです。


 ところで、塩に限らず料理で調味料の味付けを間違えてしまった場合、
 私なら「具材を足す」ことで解決します。
 間違えた味付けをしてしまったものでも、分量が増えればそれだけ味や影響は薄くなります。
 もし残すことになろうと、下手な味付けをして丸々食べられなくなるよりはマシだからです。

 「自己卑下」の話も、同じように解決をすればよいのです。
 具体的には、料理と同じように自分の話はあんまりしないか、あまり気張ったりシリアスにならず、冗談半分で口にする位がちょうどよいのではないでしょうか!?


 自己卑下や自虐的な話は人を傷つけませんし、
 なによりそんな話し方を好む方は、人のことを尊重できる優しい方が多いのだと私は思います。
 しかし、「過ぎたるはなお及ばざるが如し」です。
 たとえ褒められた態度でも、それに対するリスクマネジメントがしっかりしている必要があります。


 自己卑下も武勇伝も、適当な位が「適当」なのかもしれません。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど (上総)
2010-12-29 22:08:48
適当がいいと思いますが、『適当』がまた難しいですよね。
押し引き+話題のすれ違い。
情報レベルの相違
(打ち合わせのような)必要な話は別として、接待のような場では、勝手に話をしてくれる人だと助かります。(聞いてない訳じゃないです)
返信する
Unknown (Naoya)
2010-12-29 23:51:58
上総さま>
たくさんコメントをありがとうございます

「自分の話」って、自意識との兼ね合いが難しいんです。
だからこそ、このテーマで答え出すことは本当はとっても難しいし、
そもそも正解なんて出しようがないのかもしれません。

少しでも参考になる部分があると嬉しいです
返信する

コメントを投稿