雀の手箱

折々の記録と墨彩画

冬への足音

2017年12月05日 | すずめの百踊り


 秋の名残りを惜しむ間もなく季節は冬へと支度を整えています。
 桜紅葉の濃い臙脂色が地面を埋め、錦木もあらかた葉を落とし、とがった枝をあらわにしています。散り始めたいろはもみじに人生を重ねては、雪の便りが届き始めた季節の哀愁を、味わっています。
 雲間に時折顔を覗かせた今年最大という昨夜のスーパームーンも寒々としていました。

 以下は気晴らしの足跡です。